愛好家にとっては花火は美しさが１番重要かもしれない。
しかし、観覧している人達には実は花火のレベルはさほど気にしていない、
いや、それを言うと地元花火愛好家に失礼。
きっと地元の花火が1番綺麗だと自身を持って語られるであろう地元の花火。
どちらにしてもどんな花火にしろ毎年楽しみにしている人はたくさんいると思う。
花火大会は、家族にとっては毎年恒例の行事であり、多くの家族が集まる。
子供にとって花火大会とは、夏休みの大イベントであり、
たくさんの友達を引き連れて街を歩き回ったり、
家族揃って観覧することがなりよりの楽しみだったりする。
老夫婦にとっては、そんな孫の元気な姿が見れることがなりよりも嬉しいに違いない。
花火大会を切っ掛けに同窓会を開き、昔の古き良き思い出を懐かしがる人もいるだろう。
大会主催者にお願いしたいことは、花火大会を毎年続け、
予算の苦しい行政事情、せめて1000発だけでもいいから打ち上げて欲しい。
全国の家族、子供達、そして孫に逢うことを楽しみにしている老夫婦のためにも、
日本各地、1箇所でも花火大会が失わないことを心から願っている。
写真家としては、美しい花火が見れることに越したことはないが、
家族に囲まれて微笑んでいる老夫婦の笑顔が見れるのも
決して都会の花火大会では味わえない瞬間であり、
ローカル花火大会の楽しみの１つだったりする。
都会の花火も綺麗だけど、たまには田舎のローカル花火大会に出掛けてみるのもいいものです。
渋滞も混雑もありません。
ぜひ、みなさんも田舎の花火を見に行って見ませんか？
〜花火大会のもう1つの楽しみ方〜
大概は、どこで花火を見ても同じだと思われている方が多いかもしれません。
実は、煙火業者によっては個性ある花火が打ち上がります。
しかし主催者の厳しい財政により中国産の輸入花火が多く打ち上がる昨今、
美しい日本の花火がなかなか見れなくなりました。
煙火業者は、映画で例えるなら監督のようなもの。
事前に問い合わせてみれば教えてくれる時もありますので、
好きな煙火業者を見つけて観覧すると楽しみが1つ増えると思います。
たとえ花火の玉数が少なくても日本の花火はまだまだ健在です。
※ゴミは必ず持って帰りましょう！
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