

ひるぜん花火大会
岡山県川上村
2007年8月15日
| 毎年お盆の時期に踊られる蒜山地方に古くから伝わる盆踊りで、 蒜山各地の神社やお寺、辻堂などを日替わりで回って踊られます。 8月15日には国の重要無形民俗文化財に指定されている「大宮踊」が奉納され、 岡山県では珍しい尺玉の花火が打ち上げられる。 〜goodtimeの追想〜 蒜山で森上煙火の尺玉が上がる。 という話を森上煙火の職人さんから去年の12月31日、芸北の花火撮影の時に聞いた。 滅多に見れない尺玉、しかも森上煙火製となればぜひとも見てみたい。 半信半疑で蒜山で打ち上がる花火大会について調べてみると、 確かに花火大会があることまではわかったが、 打上げ数は430発とかなり小規模な花火大会だった。 本当にこんな小規模で尺玉が上がるのだろうか・・・ 不安になったので主催者に問い合わせてみると何と5発も打上げるとのこと。 何故こんな山奥の小さなお祭りで尺玉5発も打ち上がるのかは謎だが、 少なくとも中国地方穴場中の穴場的存在なのは間違い無さそうだ。 430発を30分かけて打上げるのも森上煙火の力あればこそ。 どんな内容なのか楽しみである。 18時20分、蒜山の道の駅に到着。 連日の猛暑の疲労で遅めの到着となったが、 18時を過ぎて標高のある高原だけあって出発した時とは全然違う気候に少しだけ疲労も解消した。 休憩を兼ねて少しのんびりした後、会場へ向かう。 花火筒の場所が確認出来なかったがトラックがあったので大体の位置を把握する。 前景は田んぼのみで何も無い花火のみの構図となりそうだ。 尺玉が上がるのなら祭り会場からでも十分狙えそうだと思ったが、 何分正確な打上げ位置が把握出来てないのと、 疲労であちこち歩き回るだけの気力が無く、 駐車場に観覧客が早くから集まっているので、 ここがベストポジションだと勝手に想像して三脚を置いた。 時間に少し余裕があったのでお祭り会場へ足を運んでみた。 大宮躍りは国指定重要無形民俗文化財に指定されているほど伝統ある踊りで、果たしてどんなものか見てみたいと思っていた。 会場である神社に行ってみると境内にたくさんの露店が並んでおり、どことなく小さい頃に見た景色に似ていた。 櫓はあったが踊りはまだ始まっておらず、花火大会が終わる20時30分から。 ここの境内から見れるのか座って時間を過ごしている人達も大勢いたが、 何やら雲行きが怪しくなってきたので急いで駐車場に戻る。 アメダスを見ると岡山県北が真っ赤になっており、 目の前に迫っている雷雲は今のところ真庭方面で荒れている。 このまま北上すればちょうど花火打上げ時刻と重なり完全にアウト。 遠く鳴り響く雷がとても不気味であるが、打上げ時刻も迫っているので機材をセットする。 20時00分、花火打上げ開始。 心配していた雷雲は辛うじて直撃を間逃れるもののいつ雨が降ってくるか油断は出来ない。 430発を30分かけて打上げるのだから派手な内容ではないが、 3基ほど森上煙火らしいスターマインと大玉、そして冠菊などの尺玉5発が打上げられた。 昇りが付いている尺玉なら撮影するものにとってありがたいが付いてないものは勘が頼り。 思った以上に上空で開花して28mmでは納まらなかったので今後撮影場所を考えたり課題は山のように残してしまった。 30分はあっという間。 しかし430発というたった僅かな数にも関わらずとても充実した30分だった。 結局、心配していた雷雲は西へ反れて雷雨は間逃れた。 終わってみれば駐車場は満車。 尺玉は上がれど打上げ数が少ないので知名度も低く雑誌にも載ってないローカル花火ではあるが、 地元の人達は毎年当たり前のように尺玉を見ているのだから羨ましい話である。 帰り間際にたまたま大会本部を見つけたチラシを見てみると、 一面ビッシリと協賛企業が載っていたので尺玉が上がる理由がわかったような気がする。 もし尺玉を上げなければ1000発は打上げられそうなものだが、 ここの主催者並びに観覧客は花火に拘りと素晴らしさをわかっているのかもしれない。 帰りは313号線を下って帰っていると、 湯原辺りは道路が濡れていたので蒜山に雨が降らなかったのは奇跡だった。 |