写真館 二千年一夜














































西大寺会陽冬花火
岡山県岡山市
2006年2月18日





西大寺で行われる会陽はだか祭りの日に、
午後9時より30分間、対岸の吉井川第1緑地公園において約1500発の花火が打ち上げられる。




〜goodtimeの追想〜

今回で5年連続とすっかり恒例となった西大寺会陽冬花火。
今年も仕事を終えて福山駅から18時頃に西大寺に向けて出発。
岡山駅から赤穂線に乗り換えする時、
混雑時間帯でもあるが普段は混雑しないであろうローカル線なのに、
今日は大混雑で裸祭りの存在を知らない人にとっては、何故こんなに多いんだ!?と思うに違いない。
しかも外国人も結構乗っており、多国籍化とした車内ではいろんな国の言葉が飛び交っていた。
そして西大寺駅に着くと殆どの人が降りて赤穂線は通常通りの静けさとなる。
19時30分、西大寺駅に到着。
駅に出た瞬間、雷の開花音が鳴り響き、お馴染みのライトアップされた提灯の石像と灯篭を見ると、
西大寺に来たという気分にさせてくれる。
駅から西大寺まで歩いて15分ほど。
既にはだか祭り子供の部は終わっており、次のイベントである太鼓の準備に取りかかってる。
本番は24時からなのでまだ境内は穏やかだが、その隣にたくさんの露店が並んでいて賑わっていた。

5年も通えば現地調査することもなく、年に1度の光景をブラブラ散策。
風向きを考えて雄川橋付近から撮ろうと思ったが、
西大寺駅までかなりの距離となるのでやっぱり正面から狙うことにした。
そして21時00分、花火打ち上げ。
最初は、森上煙火恒例の素晴らしいスターマイン。
その後、単発、仕掛が交互に繰り広げられフィナーレは、森上煙火らしい連打で幕を閉じた。
素晴らしい花火が目の前で見れるのに誰もいないのが残念だが、
特等席でのんびり撮影出来るからこそ、西大寺冬花火の撮影は止められない。
機材を片付けた後、少し時間があるので今年も西大寺境内を通って帰る。
花火が終わる21時30分くらいから混雑は始まるようで、
警察や消防団の人達も既に待機しており、境内は大混雑となっていた。
すれ違う人の中には、既にフンドシ姿の男もチラホラ。
西大寺周辺には、多くの男達がはだか祭りの準備に取りかかろうとしている。
日本三大奇祭の1つである西大寺会陽。
そんな独特な雰囲気だけ楽しみながら西大寺駅へと向かった。





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