写真館 二千年一夜



















































ふるさと室戸まつり
高知県室戸市
2006年7月16日

高知県内では最も早く行われる夏の花火大会。
「土佐室戸鯨舟競漕大会」などのイベントが開催される夏祭りで、フィナーレに花火大会が夜空を彩る。


〜goodtimeの追想〜

香北町で轟の滝を撮影した後、室戸岬に向けて近道だと思い県道を走って峠越えしたが、
それが恐ろしいほど狭い道で余計遠回りして時間がかかったような気がする。
そんな思いをしながら16時40分に室戸岬に到着。
太平洋をバックに灯台を撮ろうと考えていたが、想像していた場所が見つからず断念。
そのまま花火会場へと向かう。

18時00分、花火会場になっている海の駅に到着。
心配していた駐車場も難なく止められて一安心。
四国の最端だけあって強風と高波に心配したが、打上が台船じゃなく堤防からだったので中止の心配は無さそうだ。
さっそく現地調査開始。
ここもまたプログラムは無いが、花火業者は土佐山田町にある松尾商店。
初めての花火業者にどのような演出を見せてくれるのか楽しみ。
セットしている花火状況は、ワイドに展開されていないが、7号玉くらい筒が真ん中に置かれてあった。
場所取り状況も閑散状態でどこからでも撮ろうと思えば撮れる状態だったが、
海岸沿いだと距離的に近いので、少し離れてテトラポット工場の裏の少し高い所から、
テトラポットをシルエットにする構図で狙うことにした。

気分的に余裕が出てきたので、海の駅内にあるレストランでようやくご飯にありつけるかと思いきや、
ビアガーデン貸切のため既に閉店。
今日も1日ひたすら車を走らせ狭い悪路を歩いて疲労困憊なので、
体力温存のため花火打ち上げ開始までボーと過ごした。
ボーと過ごしていると不思議と人の会話が耳に入ってくるもので、
高知弁ならではの、○○じゃきーという方言がよく聞える。
そんな何気ない人の会話も遠征の楽しみの1つであり面白い。

20時10分、花火の打ち上げが始まる。
決して綺麗な花火が上がっている訳ではないが、
始まる前に大会本部で尋ねた時に、予算がなかなか集まらなくて〜と言っていたのにも関わらず、
今年も例年通り3000発の花火を打ち上げたことに贅沢は言っていられない。
中盤になると、千輪や柳の連打があったりと見せ所もあった。

21時00分、花火大会が終わり渋滞も1時間もしないうちに解消。
時間潰しに露店で晩御飯を食べることも出来たが、
室戸に来た以上、美味しい海の幸を食べたいので露店の飲食は我慢していた。
高知の最南端といえど室戸市。
市の中心部に行けば夜遅くまで空いている飲食店があるだろうと期待してみたが、
市内中心部は実に静かな街だった。
空いていたのは、2件のコンビニとほっかほっか弁当。
室戸まで来てほっかほっか弁当とは・・・
その弁当屋も22時に閉店してしまい買い損ねてしまった。




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