写真館 二千年一夜

























































































とくぢ夏祭り花火大会
山口県徳地町
2006年8月6日

一級河川佐波川の中州から約2000発の打ち上げられ、
花火大会の前には会場でビアガーデンが開催されたり、
ステージで演奏やイベントなどが行われている。


〜goodtimeの追想〜

東の空は大きな積乱雲が広がりゴロゴロ雷の音が聞える。
最近導入した携帯アメダスによるとどうも津和野辺りで局地的大雨を降らせているようだった。
そのまま東へ移動しているようなので徳地町内はきっと大丈夫だろう。
夏場の山は予報が晴れでも油断出来ない。
国道315号線を南下して徳佐に入った頃は、ちょうど積乱雲の出口附近に差し掛かっており雨が降っていたが、
徳佐を抜ける頃には綺麗な虹がかかっていた。
会場に近い小学校が臨時駐車場になっているが、
帰りの混雑を考えると少し離れた所にあるIC付近の臨時駐車場に止めた。
徳地町も雨が降ったのか、今日1日の暑さが嘘かのごとく心地良い風が吹いていた。

会場から少し離れた一級河川である佐波川が花火会場となっており、
堤防を歩いているとクレーンによる仕掛けが飛び込んできた。
今日の演出は唐津煙火ということもあって、九州の花火文化をここ徳地で見れると楽しみにしていたが、
中国地方ではあまり見かけないクレーンによる仕掛けを見るとドキドキする。
ポスターを見て構図を練っていたが、実際にはかなり離れた所から撮影している点と、
高圧線が走っている点から同じ写真を撮りたいという気持ちは離れ、
やはり撮影場所は自らの足で見つけなければならない。
狭い会場をひたすら歩き、時間が経つにつれて人も増えて来たので、
打上時刻ギリギリ最終的に上流側の土手に決まった。
というか決めざるえなかった。

20時00分、花火が打ち上がる前に仕掛けに点火される。
ほぼ無風状態だったので果たして風は流れるか心配していたが、煙は東へ掃けていった。
競技大会以外で唐津煙火を見るのは本当に久しぶりだが、改めて色の発色の強さには驚かされた。
これなら1絞りしておいた方が良かったか・・・と後になって後悔。
プログラムは20景まであり、早打ちとスターマインの交互で繰り広げられ、
仕掛けはナイアガラ、富士山など3基が用意されていた。
最後は合併記念として山口市が協賛した花火で豪華に締めくくった。
ポスターで見た花火からして期待はしていなかったが、
この写真は数年前のものらしく、その時は唐津煙火が担当ではなかった。
山口県内は、地域によっては生島煙火や唐津煙火が担当しているので、
やはり花火業者の事前確認は必要だと改めて思った。






写真館 二千年一夜