写真館 二千年一夜
























備前まつり花火大会
岡山県備前市
2007年5月19日

初夏の夜空を彩る片上湾の花火大会で、尺玉大玉20発を含む約2000発の花火が打ち上げられ、
商店街ではブラスバンド演奏、片上湾では海岸演奏、また多くの露店が出店され賑やかに行われる。
※例年は8月に開催されていたが、2006年から5月に開催される鰆祭りに合わせて備前まつり花火大会が開催されていた。


〜goodtimeの追想〜

去年から5月開催となった備前まつり花火大会。
そして今年は開催が少しだけ早く瀬戸内海で最も早い花火大会となった。
仕事を定時で終わらせ福山東ICから和気ICまで1時間弱の移動。
雨上がりの清々しい天気で澄み切った空の下、夕方のドライブにしてはとても気持ち良い。
18時30分、2年ぶりだが5月に訪れるのは初めてになる。
夏の花火大会に比べると若干、混雑しているようで駐車場は満車に近い状態だった。
駐車場は混んでいたものの、観覧場所は混雑していなくて逆にどこで撮ろうか悩んでしまう。
穏やかな片上湾は、波も立つことなく水鏡となって富田松山を映し出しているので、
これだと花火の映り込みを撮るのも悪くはなさそうだ。
5月の開催となった花火大会は鰆祭りのフィナーレでもあり、
夏の花火大会では存在しなかった鰆や備前の珍味、醤油ソフトなど楽しめるブースがあり見ていて楽しい。

今回も海岸沿いから狙おうと思っていたが、
祭り会場を見下ろす小高い場所を見つけたのでそこから狙う。
夏は草木が生い茂って存在すら知らなかった場所だが、
5月開催だからこそ見つけることが出来た。
我ながら面白い場所を見つけたと自画自賛。
ふと目に入った看板には「江戸時代以前の昔の山道」と書いてあったので、何やら歴史ある道のようだった。

20時00分、花火が打ち上がる。
5景に分かれて2500発の花火が打ち上がる内容。
ファンタジックスターマインや大玉10連発、大小550発のスターマインなど、
花火業者が変わっても演出内容はさほど変わっていない。
演出が変わっていなくても業者が変われば花火の内容は大きく変わっており、
1景1景、最初と最後に見せ場があり、8号、尺玉、締めのスターマイン、千輪もあれば長く引く冠菊など、
前景に祭り会場も入れて雰囲気のある花火撮影が出来て楽しませてもらった。

撮影終了後、機材を車に積んで近くにあるラーメン屋で腹ごしらえ。
前回もここで食べたが意外と美味い。
そして渋滞も解消されたのを見計らって21時50分、餘部鉄橋に向かって出発した。




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