



二尺玉 紅銀乱芯錦冠群光
はつかいち商店街活性化花火大会
広島県廿日市市
2007年9月23日
| 廿日市市制20年記念と廿日市の商店街活性を目指して、 約7000発、広島県内では非常に珍しい八重芯、三重芯などの多重芯や2尺玉が3発打ち上げられた。 〜goodtimeの追想〜 夏の花火大会も折り返す8月頃に広島で2尺玉が上がる花火大会が廿日市市で行われることを知った。 しかもHPを見ると八重芯や三重芯まで上がるのだから一体どうなっているのか。 打上総数7000発も上がれば小さな団体が思いつきで出来るような花火大会ではない。 そうなると担当する花火業者がとても気になるところだが、 電話で問い合わせてみると地元の会社が取りまとめているとの回答。 実際にその会社がすべて上げるとは考えにくいので、実際に現地に行ってみてのお楽しみとなった。 曇りがちな天気だが夏を感じさせるような暑さ。 早朝にウロコ雲が出ていたので夕方は雨の可能性が高い。 その直感は車を走らせて1時間ほどで当たった。 西条でワイパーが追いつかないほどの豪雨に見舞われ、久々に運転をしていて恐怖を感じるものだった。 そんな豪雨も西条を抜けると止んだものの広島市内を抜けると再び小雨が降ったり止んだりの繰り返し。 2時間かけて廿日市に到着。 廿日市はいつも西広島バイパスを走って通過しているだけの街だが街中を走るのは初めてで新鮮。 よく目にしている木材港の案内板に沿って現地に向かう。 木材港に着いてまず驚いたのは海岸沿いに目隠しパネルをしていたことだった。 橋の上で立ち止まらないように目隠しパネルをしている光景はよくあるが海岸沿いは珍しい。 これは一体何の目的で? 木材港内で車を止めれば良い、という軽い気持ちで来た止めれそうな場所は無かったので、 目を付けていた峰高公園の駐車場に止めた。 到着が遅かったので満車かと思ったが十分止めれるスペースはあった。 ただ21時30分が閉門になっているのが気がかりである。 小高い公園から眺める廿日市市内。 邪魔な人工物が無ければここから狙うのも悪く無い。 とりあえず機材と雨具を持って木材港を現地調査。 情報収集のために本部がある浄化センター内の更地に行ってみると、 入れるのは有料席チケットを持っている人のみで本部へ行くことは出来なかった。 旧国道2号線まで戻り少し西に行くと海岸沿いの狭い道にシートが敷かれていた。 きっと地元民によるシートだと思われるが、台船が来てもいないのによく場所がわかる。 いや宮島の花火でも知る人ぞ知る場所なので、 とりあえずシートを敷いているだけなのだろう。 あまり告知されていないのに結構三脚も立っていた。 中には遠くから愛好家の人たちも来ており、 2尺玉が3発も上がるだけのことはあるがHPであれだけのことを書いていれば行かずにはいられないだろう。 2尺玉は3発のうち、山内、青木、阿部による玉が用意されており、 野田商事が取りまとめしているが実際に打上げる業者は森上煙火だとわかった。 後に台船が定位置に到着し、さらに2尺玉用の台船がやってくる。 台船を1隻用意するだけでも相当の予算が必要なのに、 2尺玉用の台船も用意するとは、一体どこから予算を捻出したのだろうか。 考えれば考えるほど謎の多い花火大会である。 20時00分、有料席である浄化センター内更地からアナウンスが聞こえてくるが廻りの雑音でイマイチ聞き取りにくい。 打上20時から約1時間。 7000発が打ち上がり2尺玉は3発打ち上がる。 花火の構成として「夜空に咲く花火のワンダーランド!」と題して6つのテーマに分けられている。 第1ステージ「今宵、天空に舞う」 第2ステージ「星の雫」 第3ステージ「楽の響き」 第4ステージ「乱舞」 第5ステージ「海上の舞い」 第6ステージ「時代の鼓動」 季節はずれの花火大会とあまり告知をしなかったせいか観覧数はおよそ2万人だったらしい。 広島県、いや内容を重視すれば中国地方最大級の花火大会がたったの2万人なのだからあまりにも勿体無い。 心配していた雨もしばらくして止み、不思議なくらいクリアな条件で見ることが出来た。 星が流されない適度な風も吹き、久々に心地良い撮影だった。 今年は何度も見ている森上煙火の花火も良いとこ取りのダイジェスト版を見ているかのごとく良い玉を打ち上げていた。 花火が開花するたびに沸き上がる歓声。 気になる2尺玉は、紅銀乱芯錦冠群光、青芯菊先紅光露、最後の一斉開花で紫緑芯錦冠光露で幕を閉じた。 廿日市市商工会が行う初めての花火大会だけあって不手際はたくさんあった。 市制20周年にしては廿日市市HPは一切告知無し。 商店街活性化という目的にしては豪華過ぎて、裏に何か隠されている怪しさはあった。 それはそれでもいいから、来年もこのような花火大会を行ってほしい。 きっと広島県、いや中国地方ベスト3に入る花火大会になることは間違いない しかしその願い空しく浄化センター更地に将来建物が建つ予定なので、 やはりこの花火大会は今年最初で最後のようだ。 21時30分、公園に止めた駐車場の閉門が頭にあったので余韻に浸る暇も無く急いで駐車場に戻る。 渋滞しているのは旧2号線だけでバイパスは一切渋滞しておらず広島市内を抜けることが出来た。 |