写真館 二千年一夜














庄原夏まつり花火大会
広島県庄原市
2007年8月26日

庄原よいとこ祭りのフィナーレとして桜の名所で有名な上野公園にて約3000発の花火が打ち上がる。
上野池の水面に映る水中花火が美しい。


〜goodtimeの追想〜

8月最後の日曜日、庄原市では毎年恒例の花火大会が行われるが、
ここの会場は風が吹かず煙が停滞し易いので過去2度ほど行ったがあまり良い記憶が無い。
今年はどうしようか迷ったが、去年から森上煙火に変更となり、
どのような演出をしているのか興味がてら行ってみることにした。

朝夜は涼しくなったものの残暑厳しい日中から出掛けたくないので16時に家を出発。
少し遅かったかと思ったが、17時30分の時点では臨時駐車場である庄原中学校グラウンドは余裕だった。
歩道はシートで埋め尽くされていたが、露店から離れる池の隅に行くと比較的空いている。。
池には3基ほど見慣れない筏が浮かんでおり、
どうも水中花火は打ち込みから筏の上に設置された地爆花火となっている模様。
プログラムは18のパートに分かれて最後はナイアガラという例年通りの演出。
綺麗な夕焼け空が池に映りとても綺麗だが、風が吹かなければ煙が停滞してしまう。
吹けばありがたいが綺麗な池面に波風が立ち消えてどこか寂しい。
そんな上野池を眺め夕暮れ時を過ごしながら打上時刻を待った。

19時30分、打上開始。
オープニングから2箇所同時打上で豪華に飾り、
各所に大きなスピーカーが設置されて今までにない抜群に良い音声が流れていた。
パートによっては小型煙火もあり最後には推定4号玉の割物が上がる。
水中花火は3基、半円ではないが池面に映る花火がいつもながら美しい。
最後はナイアガラ、冠菊で約1時間にわたる花火大会は幕を閉じたが、
終わってみれば打ち上がる花火こそ森上煙火らしさがあったものの、
演出はさほど変わり映えしていないように見えた。
むしろ最近あまり見かけなくなった牛尾煙火の花火がまた1つ失ったことがどことなく寂しく思う。





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