写真館 二千年一夜













































赤磐市花火大会
岡山県熊山町
2006年8月12日

吉井川河川敷の親水広場「くまやま水辺の楽校」を会場にステージイベントやうらじゃ踊り、
約80店の露店が出店され、約2000発の花火が打ち上がる。


〜goodtimeの追想〜

夏休みの初日は、赤磐市花火大会で幕が開ける。
赤磐市と言っても、2年前に行った熊山町のことである。
多分、去年は開催されなかったので合併して赤磐市となって記念すべき第1回目となり、
そのお祝いを兼ねて、という訳ではないが再び熊山町へ降り立つことにした。
電車で日帰り出来る距離なので青春18切符を使って16時過ぎの電車に乗ってのんびり熊山へ向かう。
18時前、熊山に到着。
前駅では雨が降っていたが熊山では不思議なことにまったく雨が降っていなくてまさに奇跡。
ただ上空を見上げると怪しい雲がカミナリを鳴らして近づいていた。

2年前と同じ場所から狙う予定だったが、危険防止のため立ち入り禁止となっており、
前回と同じような露店と一緒に花火が撮れなくなった。
しかも盆踊りの櫓が無くなり、以前と違ってイベントの内容が名称と共に変わってしまったようだ。
会場側からの撮影を断念して対岸に移動してみたが、
こちらは殆ど警備はノーマークで危険区域は自己判断という状況で、
お蔭で撮影場所に苦労しなかった。

20時00分、挨拶代わりに怒涛の牡丹一斉放射で花火打上開始。
第4景、15分ずつに分けての打上は2年前と変わっていない。
1景に単発、スターマインで1セット。
これは他の会場とさほど変わらないので森上スタイルになっているのかもしれない。
激しいスターマインで1景を締めるといった演出に会場から拍手が沸いていた。
スターマインになると煙が停滞気味になってしまったが、トータル的に良い撮影が出来たと思う。
最後は、いつもの冠菊でラストを飾り会場も拍手喝采。

21時00分、雨も降らず無事終了。
気付けば雲の隙間から星が覗いていた。
駅で電車待ちしている時でも、花火の感動を電話で伝える人が結構いた。
ローカルであまり有名ではない花火大会ではあるが、
ひょっとしたらいずれ岡山を代表する花火大会へと成長するような気がする。
事実、2年前は電車待ちの人がいないくらいガラガラだったのに、
今日はあふれるくらいたくさんの乗客が待っていた。
21時35分の電車に乗って熊山を後にする。
涼しい車内は、疲労した体を癒してくれた。





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