写真館 二千年一夜
































































































































































































































小松島港祭り納涼花火大会
徳島県小松島市
2006年7月17日

阿波藩から伝わる阿波花火大会発祥の地である小松島。
新港修築工事の完成を祝って1934年5月に始まり、戦中戦後の中断を挟んで50年代初頭から海の記念日に復活した。
毎年徳島県内で最初に行われる花火大会で、スターマインや尺玉など約2000発の花火が小松島港沖から打上げられる。


〜goodtimeの追想〜

徳島という標識を目指して県道を走っていくうちに小松島が出てきた。
ローカルといえど小松島の花火は人出が多く、早めに駐車場を確保しておきたいと思っていたが、
16時00分、会場に1番近い駐車場に駐車出来た。
まずはどこから花火が打ち上がるかわからないので現地調査。
内容をまったく把握していないので、とりあえずプログラムを貰おうと本部へ行くと後で配布するとのこと。
コの字になっている港が花火大会の会場となっており、港内でも仕掛けがセットされている。
その沖に台船二隻が定位置に到着。
筒の大きさから見て、単発用とスターマイン用に分かれているようだった。
配布されるプログラムを見ると、佐賀火工と市山煙火の二社の名前が記載されており、
阿波花火本場の小松島なので二社共演による打上か!?と期待したが、
どうも各年持ち回りで今年は佐賀火工が担当らしい。

プログラムを見ると、4部構成のうち仕掛け花火は、
オープニングの「文字仕掛け」を始め、「バリ山」、「立火」、「火車」、「銀滝」
その他、水中花火や尺玉20連発など見所たくさん。
このプログラムすべてを満喫するにはやはり本部席正面しか無いと思い、急遽、予め取っておいた場所へ移動。
幸い雨が降ったせいで水溜りが出来て本部席前は殆どいなかった。

19時50分、開始時間なのに偉い方々の挨拶が始まった。
小松島市長の挨拶が終わると美しい尺玉が開花。
これはもしかしてかなり期待していいかも!?
そんな思いで20時00分、本格的に花火が打ち上がる。
良しも悪しも佐賀火工ならではの演出。
残念ながら煙の掃けが悪く、当然、花火を見ることが出来なければ撮影も出来ず、
フィルムを一本も消化することは無かった。

帰りはシミュレーション通りスムーズに脱出するつもりだったが、
終了した時点で混雑していたので、駐車場を出るだけで40分。
小松島を出たのは22時50分くらいだっただろうか。
これほど渋滞が解消しない花火大会も珍しい。
家に着いたのは4時。
こうして長い3日間の旅は幕を閉じた。





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