写真館 二千年一夜














































恩原高原氷紋まつり
岡山県上斎原村
2008年1月26日

恩原高原スキー場で行われるレーザーショーと花火大会。
会場では地域の特産品が並ぶ屋台村をはじめ、ステージでは郷土芸能などのイベントが行われる。
雪と戯れる楽しいイベントや大小さまざまな雪像コンテストも開催される。
夕暮れになると雪灯篭に火が灯され、フィナーレに花火が打ち上がる県下最大の冬イベント。


〜goodtimeの追想〜

岡山と鳥取の県境にある極寒地、恩原高原。
ちょうど爆弾低気圧なるものが北日本を襲っていたので、
その影響で日本海側も雪に見舞われていた。
開催当日も朝から雪が降っており半ば出発を諦めかけていたのだが、
道路に雪が積もっていないことと日差しが射しているのが確認出来たのが出発の切っ掛けとなった。
万全の降雪対策を整えて13時00分出発。

いつもの国道313号線コースで北上するものの、夜間移動みたいにスムーズに進まず鏡野町まで3時間以上かかってしまった。
国道179号線、北に見える山は真っ白に染まっていたが、
奥津を通過して最後のトンネルを抜けると何と青空が見えてきた。
雪山の天気は変わりやすいと言うが、まさに天気は刻一刻と変わっていくので油断出来ない。
17時00分、恩原高原に到着。
会場に近い駐車場に行こうかと思ったが手前で警備員に指示されて遠い駐車場に止める。
シャトルバスで会場まで迎えてくれるらしいが帰りが混みそうで面倒ではあるが、
歩いて15分くらいの距離なので問題無いかな。
先ほどの青空は何だったのか?と思うくらい雪が降ってきた。

会場に入ると小さい雪象が出迎えてくれる。
今年も雪不足で心配されていたが開催前に雪が降ったおかげで無事作成出来たようだった。
去年話題だったおしりかじり虫の雪像は子供達に人気。
花火打上げまで1時間を切っているので早速現地調査。
と言っても今年もワキノ&トータルプロデュースなので調査するまでも無く、
例年通り最後部の電柱附近から撮影することにした。

18時00分、医龍のテーマでオープニングを飾るが、まさかこの曲を使ってくるとは思っていなかったので、
思わず鳥肌が立ってしまった。
そして打ち上げ直前まで降っていた雪がオープニングと共に止んでくれたのはまさに奇跡だった。
5000発を30分で消費させるのには小型煙火か特殊効果花火を使わなければ、
それこそ駐車料金を500円くらい徴収しなければ採算が取れない。
これだけのイベントを駐車場無料でシャトルバスも出してくれるのだから
それなりにお金はかかっているに違いない。
逆に言えば駐車料金500円でもいいから花火の質を上げて欲しい気もする。
シャミセンロックや何かの映画のサウンドトラック、アメイジンググレイスなど、
アップテンポからバラードまで曲調に合わせてレーザー、照明、花火のコラボが展開。
エメラルド椰子や型物もあったが、花火の質は少し低下気味で千輪乱舞も無かったし何か物足りない。
やはりレーザーに相当お金がかかっているのだろうか。

オープニングに止んだ雪はフィナーレが近づくにつれて再び降り出し、
撮影は思ったほど手応えは無かったが、
雪のお蔭でレーザーは綺麗に見えたので雪の演出は良し悪し。
撮影終了後、足の小指の感覚が無くて急いで建物に入って暖める。
凍傷したか!?と心配したがやがて感覚を取り戻して一安心。
靴下2枚で大丈夫だと思っていたがどうも長靴がいけなかった。
来月の猫山スキー場まで対策を練り直しだ。





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