写真館 二千年一夜




スターマイン
白銀の八代
生島煙火

























スターマイン
八代まつり
太洋花火





































スターマイン
八代まつり
太洋花火




































ミュージック花火
交響曲第九番
紅屋青木煙火店







































ミュージック花火
交響曲第九番
紅屋青木煙火店






































スターマイン
天空の色園
高田花火興業






































スターマイン
天空の色園
高田花火興業






































スターマイン
フラワーアレンジメント
唐津煙火








































スターマイン
フラワーアレンジメント
唐津煙火






































スターマイン
桜散る踊る獅子の手にセンス
六葉煙火

やつしろ全国花火競技大会
熊本県八代市
2006年10月21日

西日本で唯一開催される全国花火競技大会であり、日本全国から30程の花火業者が参加しその腕を競う。
競技は5号玉(全国・九州)、スターマイン(九州)、10号玉(全国・九州は除く)で行われ、
余興として15号玉の打ち上げやミュージック花火が行われる。


〜goodtimeの追想〜

3度目の八代遠征は夜行バスで移動する。
21時30分の夜行バスに乗るため20時40分の電車に乗って福山駅を目指す。
いつも仕事で10年近く通っている区間。
その区間をまさか1600円払って移動することになろうとは誰が想像しただろうか!?
福山駅1つ前の駅で電車が動かず、人身事故のアナウンス。
電車が駅で止まったのは不幸中の幸いだったので、
急いでタクシーを拾い福山駅へ向かい、夜行バス出発5分前にして無事間に合った。
出鼻を挫かれたがバスは順調に走り翌朝7時に博多に到着。
道中、車で八代へ向かうことになるが、
のんびり有明海を横目に島原経由でフェリーで熊本入り。
途中、渋滞に遭い現地に着いたのは17時頃だった。
1年振りの懐かしさの余韻に浸っている暇もなく
急いで会場へ向かうその途中、球磨川上空にはフェリーで餌付けしたカモメに似た形の雲が広がっていた。

過去2年、混雑とは縁の無い上流側で撮影したせいか、
正直、ここまで八代の花火が混雑しているとは思わなかった。
今年は、少し志向を変えてメイン会場から狙う構図を描いていたが、
とてもじゃないが会場へ向かう時間も元気も無い。
対岸土手、球磨川沿いを上流に向かって歩く。
途中、プログラムを購入して撮影場所を探すがなかなか人が途切れない。
しばらく歩いているうちに人もまばらになってきた。
河川の木々が邪魔するものの視界の良さそうな場所も数カ所あり、
既に観覧客がいるものの返って立ったまま撮影出来るので都合が良い。
こうして何とか打上時刻前に機材を準備して撮影態勢を整えることが出来た。
打上1時間前でも撮影場所がある、というのは、何ともありがたい話であり、
大曲や土浦ではありえない話しである。
花火のスケールからして八代は劣るかもしれないが、
混雑度を考えると八代は1番オススメ出来る花火競技大会だと思った。

18時から行われていた地元高校生の吹奏楽部によるオープニングイベントが終わり、
市長による開会挨拶を終えるといよいよ競技花火大会!
という訳ではなく、まずスポンサー紹介のオープニング花火があり、
競技説明、レクチャー花火、開会宣言、標準玉打上、そしてようやく競技開始という流れ。
去年は、くま川協賛花火と題してナイアガラがあったが今年は無いので残念。
レクチャー花火は例年通りの内容だが紅屋青木煙火店の玉だけに贅沢なレクチャー。
標準玉は、去年の優勝玉が打ち上がり普段見れない真ん丸の花火にみんなが驚いた。
そしていよいよ競技大会の始まり。
八代の競技大会は他と違って九州業者のスターマインが行われる。
年々、愛着が出てきた九州業者の煙火店。
しかもここ数年でかなり実力をつけているだけに毎年楽しみにしている。
心配だった風向きも次第と下流へ流れていき最高の条件の元での観覧撮影となった。
ミュージック花火も年々スケールアップしているような気がする。
今年は、ベートーベンの第9に合わせて派出に披露された。
やはりスターマインは正面から見るものだとつくづく思い知らされた。

予定より10分くらい押したが無事競技大会終了。
競技大会終了後、来た道を戻り駐車場に戻る頃にはきっと渋滞も解消しているだろうと思った。
簡単に河川敷を脱出出来て、この調子だと早くインターチェンジに乗れそうだと思ったが、
国道3号線がいつまで経っても渋滞が解消せず、
結局、ICに着いたのが23時30分。
今日1日の感動を思い浮かべながら今日の宿であるスリープイン熊本空港に向かった。





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