写真館 二千年一夜














昭和記念公園
東京都立川市
2008年7月27日

昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として、国が設置した国営公園で総面積は180haに及ぶ。
四季おりおりの花や植物のほか、年間を通じて様々なイベントが開催されている。
早春時期には10,000芽のフクジュソウ、マンサク、サンシュユ、
2月末から3月中旬過ぎまでは約20品種、90本のウメ、
3月下旬から4月上旬にかけて1500本以上の桜が見事に咲き誇る。
また9月中旬からは総面積20000u以上の敷地に総本数550万本の様々なコスモスが咲き乱れる。


〜goodtimeの追想〜

8時頃に夜行バスで新宿に到着。
天気予報通り天気はよろしくないのでテンションは上がらず電車に乗って西立川駅に向かう。
思いのほか早く着いたので早速撮影しようと公園に行くとまだゲートが開いていない。
9時30分開園まで待ちぼうけ。
待っている間、客はチラホラだったのに開園時間が迫るにつれて人が増えていく。
みんな花見客かと思ったが荷物を見るとバーベキューだったりピクニックだったり
客層によって目的が違うようだった。
もちろんカメラマンも多い。

9時30分、開園。
入園料400円と国営だけに安い。
事前にパンフレットで研究していたが相当広いと思ったので、
多くの人が押し寄せる前にポイントポイントピックアップして撮影する計画を練っていた。
今回の目的はチューリップなので渓流広場を目指す。
早歩きで急いで撮影場所に向かい渓流場所に到着。
早速、撮影開始しようと思ったが曇天ということもあり、あまり感動は無く撮影する程でもない。
パンフレットには早朝の爽やかなチューリップ風景が掲載されていたが、
今日の条件ではとてもじゃないがかけ離れていた。

渓流の広場を諦めて、その近くにある原っぱ西花畑でアイスポピーを狙う。
東京ドーム2つ分入るくらい大広場の真ん中にポツンと立っている欅(ケヤキ)を中心に
西の花壇にポピー、東の花壇に菜の花が満開を迎えていた。
晴れていれば広角レンズを使ってダイナミックに写せば面白いかなと思ったのだが・・・
後からやってきた客が広場に入り、あっという間に憩いの場へと早変わり。
せっかく来たので欅が絡むようにポピーを撮ったがイマイチ不完全燃焼で撮影終了。
その後、園内をブラブラしているうちに雲と雲の隙間から日差しが当たったりしたものの、
雲が掃けることは無く、次第に雨が降りそうな天気へと変わっていった。





写真館 二千年一夜