写真館 二千年一夜



























夢ナリ美咲エ
岡山県中央町
2008年1月4日

冬の夜を鮮やかに彩る岡山県北部最大級のイルミネーション。
約180本の樹木が鮮やかなLEDで飾られ、光の動物園や光のアーチ、
高さ約14mのツリーなど、美咲町中央公園一帯に飾られた約14万球の電飾は幻想的な世界を演出する。


〜goodtimeの追想〜

尾道水道の夕景撮影後、一旦家に戻って支度を整えて19時20分に出発。
津山市の南にある中央町、合併して以降あの一帯を美咲町と呼んですっかり定着しつつあるが、
棚田撮影以外では訪れることはなかった。
どういうルートで行こうかと地図を見ながら考えていたが、
山道を走るのは面倒なので岡山市経由で向かう。
国道2号線から53号線への連絡が中途半端なのでどうしてもアクセスが悪く、
国道2号線を整備するお金があるなら53号線までのバイパスを作っていただきたい。
そういう訳で2時間ちょいあれば着くかと思っていたが岡山市から時間がかかり2時間40分かかってしまった。
22時00分、近いようで遠い美咲町に到着。
53号線を北上しているうちに津山に行ってしまうのではないか?とヒヤヒヤしたが、
左手にキラキラ光るイルミネーションが目に入り、会場である中央運動公園に到着。
14万球もの電球を使用しているので遠くから見るとかなり派手で綺麗だと思ったが、
近くに行けば行くほど、ん?あれ?みたいな感じでシンプルな演出。
運動公園というのでどのくらい広い場所でスケールの大きいイルミネーションなのか想像していただけにちょっと拍子抜けしたが、
運動公園まで約180本の樹木にイルミされているので、
やはり遠く離れたところから眺めるのが良いのかもしれない。

公園内には誰もおらずイルミネーションを1人占め。
シンプルな演出でも誰もいなければ本当に贅沢な瞬間だと思う。
消灯まで1時間を切っているので急いで撮影を始める。
動物園がテーマ、かどうかわからないけど、立体的な動物があちらこちらに飾られ、
光のトンネルにペガサスが飛んでいるのが一際目立っていた。
写真を撮っているうちに何組かカップルが訪れるがとても静かな撮影だった。
誰もいないと思ったのか少しでも早く帰りたいと係員が思ったのか、
定刻より5分早くイルミネーションは消灯した。





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