瀬戸内バルーンフェスタ
岡山県邑久町
2007年11月23日
毎年11月下旬に瀬戸内市内の吉井川の河川敷を拠点として、 「瀬戸内バルーンフェスティバル」(旧称 邑久バルーンミーティング)なる大会を開催しており、 全国からバルーニストを招き、約30機の気球が競技で楽しむ大会。 夜になるとバーナーの光によって熱気球を一斉にライトアップされるバルーンイリュージョン(夜間係留)が行われる。 2009年より瀬戸内市の補助が打ち切られ開催されていない。 〜goodtimeの追想〜 15時00分、会場に到着したが渋滞にはまって遅くなり既に競技が始まっていた。 元々今日は夜間係留の撮影だったが、 間に合えば競技フライトを撮りたいと思っていたが、 仕方ないので夜間係留に向けて現地調査。 会場の対岸に渡って川面に映るバルーンが王道だが、 今回は初めて見るバルーンフェスタなので、なるべく近くで見てみたいという気持ちがあった。 対岸にも大勢のカメラマンや観光客が見えるが、 どうやらシャトルバスで対岸へ移動出来るらしい。 時間があるので明日の競技フライトに向けて対岸の現地調査をしたかったが、 シャトルバス待ちの列が出来ていたので断念した。 空が暗くなるまで時間があったが、会場内に一基だけ気球を残してフライト体験や物産展、 アマバンドの演奏など特に退屈することは無く時間は過ぎていった。 夕暮れ時になるとカメラマンもさることながら観光客も増えてきた。 太陽が沈む頃、いつになったらバルーンは帰って来るのだろう?と思い本部席で訪ねてみると、 気球は車で戻ってくるという事実を知った。 気球は風に逆らって飛ぶことは出来ないので、普通に考えれば飛んで戻って来ることは無い。 販売されているプログラムを買って読むと基本的なことが書かれてあり、 今まで気球というものに興味も無ければ見たこともなかったので、 いろいろと書かれてあり読んでいて面白かった。 そういえば、気付けば会場内に続々と車が集まっていた。 今日1日とても良い天気だったので夕日が沈んだ後もしばらくブルートワイライトな空が続いていた。 気球を膨らませるためのバーナーが点火されると気球がライトアップしたかのように点灯する。 一斉に点火するのも美しいが、それぞれに点灯するのも見ていて面白い。 準備も完了したところで17時30分、カウントダウンで一斉点火、イリュージョンが始まった。 その後、太鼓のリズムに合わせて各自各々と点灯していく。 同じ場所で同じ構図で撮影しても面白く無いので、場所を移動して違う構図で撮影。 そうこうしているうちに18時が来て30分間のバルーンイリュージョンは終了した。 撮影終了後、備前まで移動して夕食を済ませ、 翌朝の競技フライト撮影に備えて、一本松のパーキングで夜明けを待つことにした。 |