写真館 二千年一夜














































豪渓
岡山県総社市
2007年11月23日

市内北部槙谷川の上流にあり中天にそびえ立つ330mの天柱山・剣峰など数知れない奇岩絶壁のいかつい岩石美と、
清流と紅葉の調和した渓谷が壮大な自然美をくりひろげる景勝の地です。
花崗岩の年代の古さと変化に富んだ形態は他に例をみないといわれ、
岡山県を代表する名勝地として、 大正12年国の指定を受けました。
〜総社市HP参照〜


〜goodtimeの追想〜

井山宝福寺から豪渓までそんなに遠くないので観光客もきっとセットで紅葉狩りを楽しまれるのではないかと思われるが、
10時に豪渓に着いた時には駐車場待ちの列が出来ていた。
そもそも駐車場はそんなに広く無いのでシーズンになると渋滞するのも無理は無い。
以前訪れた時は曇り空の時だったのと、今回少しだけ通行止めが解除されて進むことが出来たので寄ってみた。
駐車場からしばらく歩くと紅葉のトンネルが迎えてくれて日差しが透過した紅葉がとても綺麗だった。

前回は駐車場付近までしか進むことが出来なかったが、
今年から通行止めが一部解除され、少しだけ先に進むことが可能となり、
今まで見ることが出来なかった豪渓らしい断崖絶壁が広がっていた。
中国地方でこれほど凄い景色は豪渓以上に無いかもしれない。
しかしその姿は鉄ロープに覆われ、まるで檻に入れられた猛獣のように思えてしまい、
確かにこれで落石が起きることはないだろうが、それは観光名所としてあまりにも見るに見れない姿である。
まだ通行止めになっている先も工事は続いている。
どうやってあの断崖絶壁の所を工事しているのか不思議に思ったが、
相当の経験と知識が無ければ1歩間違えれば大惨事を招く工事だ。

12時30分、駐車場が落ち着いていたので混雑のピークは終わったのかと思いきや、
待ちきれない人たちが遠くから歩いて豪渓に向かっていたのだった。
もちろん渋滞は長く続いていた。





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