写真館 二千年一夜

























井山宝福寺
岡山県総社市
2007年11月23日

雪舟が少年記修行したお寺で、涙でネズミを描いたという逸話を残している。
境内には禅宗式の七堂伽藍が残されており、県下で2番目に古い三重塔は、国の重要文化財に指定されている。


〜goodtimeの追想〜

間口の朝景を済ませて8時25分、宝福寺に到着。
岡山県内の中では紅葉スポットとして有名であるが京都ではない限り早朝から混雑する気配は無さそうだった。
以前、訪れた時に晴れた日に訪れたいと思っていたので今日は絶好の撮影日和。
事前調査ではあまり色付きが良くないと書かれてあったが、ここ数日前の寒さで綺麗に色付いていた。
構図を練りながら境内を散策していると、
何と宝福寺の特徴と言って良い建物である宝伝が改修工事を行っており周囲に幕が貼られていた。
改修工事を思わせないような角度から狙ったりと思考錯誤で撮影。
紅葉撮影は場所によっては早ければ良いという訳でもない。
日差しを浴びてこそ真の美しさを発揮させられるのが紅葉の素晴らしいところである。
ここは10時頃が日が当たって綺麗な紅葉を見ることが出来そうだった。
その他、朝の日差しを浴びた紅葉、塔を絡めさせたりと思った以上の収穫はあったが
やはり宝伝を絡めての撮影が出来なかったことで何となく中途半端な撮影となってしまった。
空いていた駐車場はいつしか満車状態となっていたので早々と豪渓へ移動した。





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