写真館 二千年一夜

















































永明寺
島根県津和野町
2007年11月18日

1420年に津和野城主吉見頼弘によって創建され月因を開山とした。
江戸時代には曹洞宗の寺院として栄え、津和野藩の代々の菩提寺でもある。


〜goodtimeの追想〜

10月から11月にかけて津和野城址へ上がるリフトが早朝運転されるので、
雲海を狙おうと5時頃に現地に訪れた。
道中は星空も見えたが津和野に到着した時は雲が広がり、雨も降り出してきたので雲海撮影は断念。
そのまま夜が明けるまで車内で仮眠した。

出発前にたまたま観光協会のHPを見て知った紅葉の名所である永明寺へ行ってみることにした。
さほど期待はしていなかったが境内に入ると綺麗な紅葉が出迎えてくれて思わず驚いてしまった。
真っ赤という程ではないがまだ染まっていない黄色、緑のグラデーションも悪く無い。
タイミングが良ければ真っ赤に染まるのだろうけど近年どこでもそういった紅葉は見れてないので、
これでも良い色付きをしている方かもしれない。
永明寺は藁葺屋根という珍しいお寺であるが森鴎外のお墓があったり、
津和野に関しては無知なのでよく知らないが小京都と呼ばれる町だけに結構奥が深い街なのかもしれない。
朝の日差しを浴びればもっと綺麗だが残念ながら曇り空はしばらく変わりそうにないので1時間ほど撮影して終了。
撮影の間、訪れた観光客は僅か数名のみで、
雲海は見ることが出来なかったが綺麗な紅葉を朝からゆっくり見れて良かった。





写真館 二千年一夜