写真館 二千年一夜




SLやまぐち号
山口県阿東町
2007年11月3日

新山口から津和野まで、62.9kmを走る。
緑の田園や峠を約2時間かけて走るSL列車は、1979年(昭和54)山口線に復活して以来、変わらぬ人気。
このやまぐち号を牽引して走るC57型1号機関車は、数ある機関車のなかでも「貴婦人」という愛称を持つほど優雅。
客車は5両で、オープンデッキと展望室を設けた客車をはじめ、昭和風、明治風、大正風と各車両それぞれ趣向を凝らしたスタイルになっている。
運転期間は、3月から11月までの指定日。


〜goodtimeの追想〜

掛頭山を下山した後、匹見峡へ寄ってみたが、紅葉の見頃はまだ早かった。
匹見峡から約2時間かけて阿東町に到着。
SLやまぐち号の人気撮影スポットだけに今日も多くのカメラマンで賑わっている。
背景の山々の色付きを期待したが、まだ色付きは早かった。
定刻の11時50分が近づくと遠くから汽笛が鳴り響き、緊張の一瞬が走る。
唸る汽笛、真っ黒に吐き出す煙、相変わらずSLやまぐち号は健在だった。
道の駅では長門峡の紅葉祭りが行われており多くの観光客で賑わっていたが、
やはりこちらも色付きはまだ早いような気がした。





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