ヒゴダイ公園
熊本県産山村
2007年10月20日
春はハルリンドウ、夏はヒゴタイ、秋はコスモスなど、春から秋にかけて四季折々の花が咲きほころびます。 また公園には、湿生植物園や野の花博物館もあり、高原の花について学ぶ事が出来ます。 〜goodtimeの追想〜 2年前に訪れたヒゴダイ公園の景色に感動して、 今年も八代へ行く前にヒゴダイ公園へ寄ってみることにした。 19時過ぎに家を出発。 高速道路の深夜割引を適用させるために時間調整しながら24時を回った頃に小倉南ICを降りる。 県道50号線を南下して日田へ向かう道のりは先月走ったばかりなので把握していたが、 何分暗い夜道なので迷わないか不安もあったが1時30分頃に日田に到着。 しばし仮眠をとって3時に再び出発。 黒川温泉街から瀬の本高原を抜けると熊本と大分の県境となるが その手前にお目当てのヒゴダイ公園に続く道がある。 案内板はあるが暗闇の中だと見過ごしがちなので注意深く走らなければならないが、 あざみ展望台からくじゅう花公園の間と把握しておけば迷うことはない。 4時00分、ヒゴダイ公園に到着。 放牧の広がる景色なので灯かりは一切無い。 あるのは上空に広がる星空の灯かりくらいだろうか。 現地に着いて車から出た瞬間、あまりの風の強さに驚いた。 真っ暗闇でただでさえ不気味なのに、この異常に強い風では恐怖を感じるので明るくなってから行動することにした。 6時00分、空が明るくなってきたところで行動開始。 風の強さは収まらず体感温度はかなり低い。 事前に花付きは悪い、と聞いていたがやはり想像通りの状況だった。 せっかく来たので撮影の準備にかかる。 久住の山が日の出を邪魔するためなかなかヒゴダイ公園に日差しが当たらない。 今日のように風が強い日は綺麗な朝日が見れたと思うと勿体無い。 ヒゴダイ公園には2箇所コスモス園があり、少し下ったところに同じ規模のコスモス園が広がっているが、 上部は花付きが悪いが下部は悪くは無い。 思考錯誤しながら狙っているうちに雲1つ無かった青空から次第に雲が増えてきた。 風が強いと上空も変化も激しい。 花付きは悪かったがヒゴダイ公園ならではの撮影が出来て良かった。 ただ園内全体が満開であれば、もう少し違う構図で撮れていたと思うと今回も少し心残りとなった。 帰る頃にカメラマンが1人、また1人とやってくる。 近くに有名なコスモス園があるので朝早くからここへ訪れる人はいないようだが、 阿蘇五岳を背景に朝一番の日差しが当たる瞬間は素晴らしく、 この景色を1人占め出来るのはまさに至福の時であった。 |