桜滝
大分県天瀬町
2007年9月16日
五馬高原に源流を発し、玖珠川に合流する合楽川にかかる滝で落差約25m、幅約15m。 水量が豊富で、流れ落ちる滝水が無数の非常に細かい筋になり、 飛沫が桜の花のようであることから、桜滝という名が付けられたとされる。 享和3年(1803年)に書かれた豊後国の地誌である『豊後国志』でも 「砕け散ること花の如く、流下することすだれの如し。」と、 この滝の繊細な美しさが賞賛されている。 〜goodtimeの追想〜 11時30分、玖珠町のお隣町である天瀬町まで戻ってきた。 ここはバイパスを降りると小さくて素朴な温泉街になっており、 何度か通ったことあるのに天瀬町がこのような街だったことに初めて気付いた。 お目当ての桜滝は、駅を少し過ぎた所にある温泉福祉センターから線路を横切って遊歩道を歩くと姿が見える。 滝幅が広くて見ていて飽きさせない素晴らしい滝なのに地図に名前は無く、 知名度は低いので穴場的存在だが、愛好家なら知る人ぞ知る美しい滝の1つにあげられる。 生憎の逆光で撮影するにはちょっと難しかったが、水煙が日差しに当たって美しいかった。 訪れるなら午前の早い時間が良いかもしれない。 |