広内・上原地区の棚田
福岡県星野村
2007年9月16日
1994年「日本の美しいむら写真コンテスト」で農林水産大臣賞を受賞し、 1999年に「日本の棚田百選」に指定されたのが広内・上原地区。 約12.6haの広さのところに425枚、137段の棚田がある。 村内においても最も美しい精巧な石積み棚田の階段模様を眺めることができる。 黄金色の稲穂や彼岸花の秋は特に美しい。 棚田の石垣から開墾の歴史を期した碑が発見されており、 それによると天保年間(1830〜1844年)に開かれたことが記されている。 2012年7月14日の九州北部豪雨により水源の谷が崩壊し田植えが出来ない状態が続いたが、 NPO法人やボランティア、地元農家により復旧作業が行われ、 2017年、5年ぶりに田植えが行われた。 〜goodtimeの追想〜 つづらの棚田から一旦国道まで戻り、県道52号線の峠を超えると星野村に入り、 そのまま峠を下っている途中に棚田がある。 棚田を見渡せる展望所、トイレ、案内板もあり、 また星野村はお茶処でもあるので展望所でお茶やお菓子などが販売されていた。 稲架掛けと彼岸花を見たくて訪れたが、稲刈りすら終わっていないので時期が早かった。 理想の姿とは程遠いものの、黄金色の稲穂と石積み、そして青い空が見事に演出してくれた。 展望台からの眺めも良いが、残念ながら下部に電線が走っているので展望所から少し降りたところから撮影。 撮影後、明日は敬老の日だったことを思い出し、お土産にお茶を買って星野村を後にした。 |