つづらの棚田
福岡県浮羽町
2007年9月16日
浮羽町の葛籠(つづら)地区には、面積7ha、約300枚程の棚田があります。 山の石を使い、丁寧に積み重ねられた石組みは約400年前のものです。 日当たりの良いところを農地にしている米作りを優先させたこの地域の家並みは、 周りの山林の緑、森から湧き出る清水、青い空とマッチして、美しい農村景観を創り出しています。 棚田での米作りは、畦の管理や草刈りなど重労働ですが、 農家の棚田を守り続けてきた誇りと誰にも負けない自慢の米作りが支えとなって、 現在5軒の農家により維持保全されています。 山間の農家が離農し、年々減る「棚田」を維持するために、1996年から毎年9月にイベント「彼岸花めぐり」を開催している。 平成11年「つづら棚田」は農水省の日本棚田百選に選ばれています。 〜うきは市HP参照〜 〜goodtimeの追想〜 動乱蜂から一夜明け、朝の撮影はつづらの棚田から始まった。 6時00分、標高の高い地区にある場所だけに新鮮な空気が目を覚まさせてくれる。 彼岸花が咲き誇る棚田で有名だが1週間早いせいかその姿は見えなかった。 棚田の半分以上が刈り入れも終わり、 昨日訪れた隣県の山浦早水の棚田と比べると随分違う光景に驚かされる。 黄金色に染まった棚田に赤の彼岸花という構図とは程遠く、 稲架掛けしてくれていれば雰囲気があるのだがその様子も無し。 7時20分、軽く散策しながら撮影して終了。 |