写真館 二千年一夜























※2007年5月27日撮影

横尾の棚田
鳥取県岩美町
2007年5月20日

集落と山林に囲まれた標高230m付近に広がる棚田。
水を湛え田植えを終えた頃にはその形状は一段と美しく、訪れる人々の心を和ませる
風景となっている。田植えを終えた春にはきらきらと輝き、秋には黄金色に輝いている。
高齢化、担い手不足により耕作放棄地の増加が見られるが、
ボランティアとともに道水路の維持管理作業を行っていくこととしている。

枚数/500枚
水源/河川
法面/土羽、石積
開発紀元/近世(戦国〜江戸


〜goodtimeの追想〜

午前中に余部鉄橋の撮影を終えて、横尾の棚田へ向かう。
ここは以前6月に来た来たことがあり、雰囲気的に楽に行けたことは覚えている。
あまり感動は無かったが田植えシーズンの最も美しいシーズンだけに見方も違って見えるかもしれない。
昔のメイン道路であった旧国道9号線である県道119号線を上り峠を超えると横尾地区となり、棚田が広がっている。
その頃には曇り空も雲がポッカリ浮かぶ晴れ空になっていた。
午前中の天気が嘘かのように思うが天気予報通り晴れとなった。
棚田独特の雰囲気は無くやっぱり感動は薄いが新緑の綺麗な季節だけに雑草すら綺麗に見えた。
14時00分、車を止めてウロウロしていると軽トラックの荷台から小型犬がお出迎え。
最初は興味本意でワンワン吠えていたが、慣れてくると大人しくなるのが小型犬の特徴。
これは棚田と絡ませて撮ると面白い絵になるかも!とシャッターを切る。
棚田を一周してキラキラ輝く田んぼを見て喉かな光景に旅の疲れが癒され歩いていて気持ち良い。
方角的に夕焼け時に来ると面白い絵になりそうだが、天気が回復していたので再び余部鉄橋へ戻ることにした。

※2007年5月27日、余部鉄橋撮影のため再訪問。
 その道中に横尾の棚田にも寄って撮影。
 撮影場所はほぼ変わらないが、先週より40分遅く撮影。
 空の状況や太陽の位置によって写真の仕上がりが大きく左右されるから面白い。
 同じ構図だが太陽の位置が先週より傾いているので、先週は逆光だったが今回は広角レンズを付けて撮影してみた。




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