写真館 二千年一夜




海王丸
山口県徳山市
2007年5月3日

海技教育機構が保有する航海練習船で、全長約110mを誇る日本を代表する大型帆船である。
日本の海の王者にふさわしい船にしたい、という期待を込めて「海王丸」と命名された。


〜goodtimeの追想〜

長崎帆船祭りの帰りに日本丸は門司へ、海王丸は徳山港へ寄港している情報を得ていた。
今年のGWの旅は、門司から徳山にかけて撮影の計画を練ったが、
天候が不安定なので門司は断念してSLやまぐち号の撮影後に徳山港へ寄る計画を立てる。

SLやまぐち号の撮影を終えて徳山港に着いたのは17時頃。
夕方だったのと今日はこれと言ったイベントも無いので人は思ったほど少ないが車はそこそこ止まっていた。
工場地帯の一角の港を臨時で入場させているせいか、規制は厳しく立入り禁止区域が多く、
入場も8時から22時までなので自由に撮影は出来ない。
港内は倉庫やコンテナが置いてあり、セイルドリルの時はかなりの混雑が予想される。
頭の中では徳山コンビナートの夜景を背景に撮れればと思ったがそれも不可能。
これだとどこの港で撮ったかわからない絵になってしまう。
19時過ぎには空も薄暗くなり構図を練るが、やはり絵的に面白くない。
何かアクセントになるものがないのだろうか・・・
混雑はなかったが一家に1台、いや1人に1台カメラを持っている今の時代、
早く終わると思っていたライトアップ撮影が結局、人待ちで20時30分までかかってしまった。
特に手応えの無い1日だったが、SLやまぐち号と海王丸が見れて良かった・・・それではただの観光客だ(苦笑)





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