備中国分寺五重塔
岡山県総社市
2007年4月29日
備中国分寺五重塔は、弘化元年(1844)ごろに完成し、34.32mの高さがあります。 この塔は、 屋根の上層と下層がほぼ同じ大きさの細長い造りで相輪も短く、 江戸時代後期の様式を濃く残す代表的な塔。 県内唯一の五重塔。 〜goodtimeの追想〜 太陽が沈んだところで五重塔ライトアップ撮影に備えて現地調査。 どの角度から狙うか、木々が邪魔して五重塔が三重塔に見えるのは面白くない。 塔から離れた位置では、日中はそれなりに風情ある絵になるが、 夜だとやっぱり殺風景過ぎて塔の魅力が欠けてしまうので塔の近くで狙う。 19時くらいになると空も暗くなりライトアップされた塔が浮き出てきた。 晴天の夕暮れ時ならではのトワイライトの中でライトアップされる五重塔はファンダー越しに見て美しい。 池に映し出される五重塔など、短いトワイライトの中での撮影は時間勝負なので、 予め構図決めは事前調査が重要となる。 日中の混雑が嘘かのように静寂しきっているが、 観光客がカメラの前に立たれると、貴重なトワイライトタイムが失われていくもどかしさを感じる。 トワイライトタイムが終わった所で撮影も終了。 備中五重塔は、季節によっていろんな景色を見せてくれるので、 時間や時期を変えて訪れると良いかもしれない。 |