写真館 二千年一夜




明地峠
鳥取県日野町
2007年3月10日

明地峠は、岡山県新見市と鳥取県日野郡日野町との県境となっている標高690mの峠。
後醍醐天皇が隠岐に流罪になる際、峠に差しかかった時、
ちょうど夜が明けたので「明地峠」と名付けられたという伝承がある。
展望台からは雄大な大山を望み、晩秋から冬にかけて早朝に雲海が現れることから雲海の名所として知られている。


〜goodtimeの追想〜

家を出発したのは2時00分。
山間部に近づくにつれて気温は−4℃まで下がり通常なら凍結の恐れがあるものの、
残雪が無いので道路も乾燥して凍結の心配は無さそうだ。
ただしさすが峠附近では雪が残っているので、特に橋上は気を付けなければならない。
2時間30分はかかるだろうと思ったが、信号の無い田舎道なので2時間で着いた。

6時30分になったあたりから空も明るくなり、本来なら撮影態勢に入るのだが、
不運にも大山の方角が曇ってしまった。
東方面の空は空が赤く染まりだしたが、北方面の空は曇っているので平凡過ぎて、
残念ながら今日は絵にならない。
雲海が出るかと思って期待したが、ほんの少し霧が出ている程度。
せっかくなので数枚シャッターを切って終了。
駐車場よりも明地橋からの方が視野は良いが、撮影するには危険度が増すので、
命が欲しければ大人しく駐車場から狙った方が良さそうだ。




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