写真館 二千年一夜




防府天満宮
山口県防府市
2007年2月25日

防府天満宮は904年に建立された日本最初の天満宮で、
菅原道真が九州の大宰府に流されていく道筋での宿泊地の一つが防府とされており、
この地を愛したことが縁で建立されたといわれている。
春には太宰府天満宮などと同様、梅の花が開き、
約16種類1100本の梅樹があり、梅の名所としても知られ、
開花中は梅まつりも開催され多くの人が訪れる。


〜goodtimeの追想〜

曇空の下、さてこれからどうしたものかと今後の予定を検討。
晴れ時々曇りの予報を信じて防府へ向かうことにした。
途中、昼食を食べながら空を見ると雲の隙間から青空が見えてきた。
これはひょっとして青空が広がるかも!?

14時30分、防府天満宮に到着した時にはすっかり青空となっていた。
前回来た時もそうだったが、ここは観光客が多く観光バスも止まっている。
梅の名所として有名ではあるが、どちらかというと合格祈願で訪れている人が大半を占めているようだった。
前回来た時はしだれ梅の一部を工事しており、天気も崩れて無念な思いをして帰った。
植樹年月日が2004年3月になっているのを見てふと思い出した。
今日は綺麗なしだれ梅が咲いているので早速、天満宮と絡めて撮影開始。
太陽が傾き出すと梅が良い表情へと変わり、青空に梅が引き立って絵になる。
しかし世の中思い通りにいかないもので、人通りが激しく誰かがいなくなったら次の人が来て、
その人がいなくなったと思ったらまた次の人がやってくる。
風景写真に人は入れたくないのでひたすら我慢。

人がいなくなる一瞬を狙ってシャッターを切った。
他にも梅園はあるが見頃を過ぎていたり、まだ開花してなかったり何とも中途半端ではあるが、
お目当てのしだれ梅と天満宮を青空の下で撮れただけでも来た甲斐はあった。




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