前浦漁港
岡山県笠岡市
2007年2月12日
六島(むしま)は、笠岡市笠岡港から約40kmの瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島最南端に位置する周囲4.3kmの有人島。 島の大石山の山肌一帯に自生する水仙と、岡山県で最初に設置された六島灯台で岡山県内では有名である。 現在は、建網や定置網、ノリやフグの養殖が営まれている。 島内のあちこちに水仙が自生していて、1から2月には可憐な花を咲かせる。 また、横溝正史原作の映画「獄門島」の舞台となったのもこの島である。 〜岡山県HP参照〜 前浦地区には小学校、仏教寺院、診療所や島内で唯一の商店があり、 海岸には浮桟橋が新設され、診療船の寄港が可能になった。 〜goodtimeの追想〜 今日はツアー団体客も来ているので、島内では1年で最も賑やかな1日だったかもしれない。 島全体で約70人しかいないので、島内を歩くと島民より観光客とすれ違うことの方が多かった。 今回は水仙撮影後、猫を撮ろうと楽しみにしていたのに、 普段と違う雰囲気を察してか、今日はまったく姿が見えない。 仕方ないのでお昼寝している番犬の撮影をさせてもらおう。 島に上陸した時は、ワンワン吠えていた番犬も午後の日差しを浴びて気持ち良くお昼寝をしていた。 近づくと吠えられるかと思ったが、怪しい人じゃないと悟ったのか懐いてくれた。 うん、立派な番犬だ。 島民からは「ハッピー」と呼ばれ可愛がれおり、 島民が通る度に名前を呼ばれ島の人気者である。 動物撮影の場合、顔をアップにして撮るが、 ここは敢えて六島の雰囲気を出すために風景撮影の構図で狙ってみた。 ハッピーには悪いが君は脇役だ(笑) でも重要な役なので良い顔をしてくれて、おかげで面白い絵になった。 今の時期は日曜日限定で公民館を解放してうどんや弁当など販売しているが、 今日は祝日なので休みかと思って事前にコンビニでおにぎりを買っておいた。 ところがツアー客のためかどうかわからないが、今日も公民館は解放されている。 どんな弁当なのか食べてみたかったが要予約なので断念。 昼食を食べている間、地元の漁師さんが巨大ナマコを釣っていた。 今夜のおかずになるのか、それとも料亭で売られるのか・・・ ナマコはかなり高価な食材なので結構高値で取引されるのか・・・ そんなことを思っているうちに六島出発時刻は徐々に迫っていた。 |