写真館 二千年一夜



































六島の水仙
岡山県笠岡市
2007年2月12日

六島(むしま)は、笠岡市笠岡港から約40kmの瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島最南端に位置する周囲4.3kmの有人島。
島の大石山の山肌一帯に自生する水仙と、岡山県で最初に設置された六島灯台で岡山県内では有名である。
現在は、建網や定置網、ノリやフグの養殖が営まれている。
島内のあちこちに水仙が自生していて、1から2月には可憐な花を咲かせる。
また、横溝正史原作の映画「獄門島」の舞台となったのもこの島である。
〜岡山県HP参照〜


〜goodtimeの追想〜

長島で撮影後、天気が良いので六島の水仙を撮ることに決めた。
となると急いで笠岡港まで戻らないと船に間に合わない。
既に7時30分になっていたので8時15分笠岡港発の普通船は間に合わないが、
9時台の高速船なら間に合う。
普通船より700円高いが致し方ない。

9時10分、笠岡港を出発。
高速船は後部に展望デッキがありちょっとした遊覧船気分が味わえる。
晴れた朝に笠岡諸島を移動するのは何とも気持ち良いもので、
普通船は展望デッキが無いので700円余分に払って遊覧船に乗ったと思えば移動も楽しい。
六島までの直行便は無いので、真鍋島で電車の乗り換えならぬ船の乗り換え。
既に30人くらいの乗客がいて、今の時期だと地元民より水仙目当ての観光客が大半を占めている。

10時12分、1年振りに六島に到着。
観光客より一足早くお目当ての場所に到着して撮影開始。
去年に比べると少し花付が悪いと思ったが見頃は少し早かったようで、
周りを見渡すと満開に咲いているところもあった。
六島の街並みと美しい海、暖かい風が吹く度に甘い香りがする。
有名でもなければ広大な水仙広場でもないが、
心癒される光景で撮影していて気持ち良い。
この場所は、午後になると日陰になるので島に着いたら最初に押さえておく必要がある。
そろそろ観光客が追い付いてくる頃なので、
この先にある灯台へと向かう。





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