写真館 二千年一夜
















































笹尾山
岡山県備前市
2006年12月3日

標高約268mの山頂から片上湾と久々井湾の眺めが素晴らしく、備前エリア十景のひとつで瀬戸内海に浮かぶ島々が美しい。


〜goodtimeの追想〜

12月に入り、以前から撮りたいと思っていた邑久町間口のダルマ朝日に初挑戦。
しかし水平線上は厚い雲に覆われ早々と諦めた。
ダルマが無理な時を考えて次の撮影場所を予め考えていたのが瀬戸内海を見下ろせる笹尾山。
日の出が上がる前に着くため急いで向かう。
コスモ石油が目印だったが小さくてわかりずらいが佐山地区の信号を右折して林道を上っていく。
途中、分岐点があってわかりずらいが勘で上っていくと笹尾山の表示があった。
6時30分、笹尾山に到着。
有名な場所じゃないが先客が一人いた。
早速機材をセットして撮影開始。
ちょうど暗闇から朝焼けへと変わる空のグラデーションがとても美しく、
それが海に反射しているから尚美しい。
海に浮かぶカキ筏とブルーラインの片上大橋、そして片上湾に浮かぶ島々が良いアクセントとなる。
空が澄みきっているので遠く小豆島まで綺麗にはっきり見える。
標高はさほど高くなければただのアンテナ中継基地のような場所で展望台も何も無いが、
日生諸島を狙うには最高のロケーションである。
7時を過ぎてからようやく太陽が雲から顔を覗き始めた。
時期的に100度から110度の位置に太陽が昇る10月から11月辺りが東側に昇って構図的にはよいかもしれない。
太陽が昇れば備前市の工場にも朝の光が当たり朝が始まった。





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