写真館 二千年一夜




裏匹見峡





























裏匹見峡




















裏匹見峡



















表匹見峡














匹見峡
島根県匹見町
2006年11月12日

高津川支流の匹見川による河川の浸食によって形成された渓谷で、
道川〜匹見間の表匹見峡、その奥部にある裏匹見峡、
そして最上流部に位置する奥匹見峡からなる。
表匹見峡は匹見峡の中枢に当たり、大規模な峡谷美を見せ、
徒歩で散策する裏・奥匹見峡と違い、
車で渓谷や名勝を見ることが出来るため最もアクセスしやすく観光拠点にもなっている。
裏匹見峡は断崖絶壁が差し迫った景観を遊歩道を散策しながら見られ、
下流にはキャンプ場やレストランなど整備されている。


〜goodtimeの追想〜

今日は(正確には昨夜)雲海を狙うべく掛頭山へ向かったが、現地に到着すると雨と強風に愕然。
それでも淡い期待を抱いて仮眠をとって朝を待つ。
夜が明ける前、車の外を見ると雨から雪へと変わっており急いで下山した。
幸いにも雪が降っていたのは山頂だけで、今の時期よほどのことが無い限り雪が積もらないはず。
せっかくここまで来て何も撮らないのは勿体無いので、久々に匹見峡へ向かうことにした。

久しぶりに匹見峡へ続く県道を走っているとバイパスのトンネルが出来ていたのに驚いた。
前回訪れた時に工事をしていたのは知っていたが、
これで観光バスも苦労せずとも訪れることは出来るが、
バイパスを通ると表匹見峡が見れないのは勿体無い話である。
7時10分、匹見峡の駐車場からさらに10分ほど進んだところが裏匹見峡となる。
国道488号線、それはとても恐ろしく険しい道で実際に走ったことあるのは過去一度のみ。
あの時は何も知らずに初めて訪れた時だったので、
本当にこれが国道なのか!?と驚かされたもので、今でもその恐ろしさは忘れられない。
早朝なので観光客のいない時を狙って撮影ポイントまで車で移動。
遊歩道を1時間かけて歩いても良かったが、雨上がりの霧が出ているのなら少しでも早く現地に着きたい。

恐る恐る前に進み対向車が来ないまま裏匹見峡に到着。
色付きは良いとは言えないが久しぶりに見た裏匹見峡の壮大且つ迫力ある渓谷は相変わらず凄い。
小雨が降る時は霧が出るが不安定な足元の中で傘を差しながらの撮影は厳しく、
かと言って雨が止めば霧はどこかへ行ってしまい、
その後、雨は降ったり止んだりの繰り返す中、3時間粘ってしまった。
撮影が終わる頃には雨も止んで雲と雲の隙間から日差しが射してきた。

駐車場にあるレストハウスで昼食を食べる。
ここのワサビは絶品で訪れた時は必ずと言っていいほどワサビアイスは外せない。
11時00分、表匹見峡に到着。
個人的に好きなポイントの1つではあるが、見頃を過ぎていたので感動は今一つ。
しかし日が射して紅葉が透過すると瞬く間に見事に広がる美しい世界にシャッターを切った。
やはり日差しは撮影に置いて本当に大切な存在だと知ったが、
その分、露出設定は難しく果たしてどんな写真になっていることか。。。





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