写真館 二千年一夜














































福枡川渓谷
広島県油木町
2006年11月3日

国道182号線から県道415号線の間にある神石広域農道。
その途中にアーチ状の福桝川大橋がかかっており、上空約100mの高さから帝釈川の支流である福桝川の渓谷を眺めることが出来る。
大橋附近に駐車場や展望台もあり、大橋からの景色は圧巻。


〜goodtimeの追想〜

帝釈峡で撮影後、井倉峡へ行ってみたが見頃はまだ先の様子。
そのまま大山まで足を延ばそうかと思ったが例年通りの色付きではない噂なので、
そのまま油木まで戻ることにした。
早朝は霧に包まれて何も見えなかった福枡川渓谷だったが、
13時頃に着いてみると逆光による眩しい日差しとキラキラ輝く山の斜面が美しく見事な紅葉を見せてくれた。
今年は条件が悪くどこのスポットも綺麗な紅葉が見れないのでは、と思ったが、
その不安を吹き飛ばしてくれるような見事な景色だった。

去年初めてここに訪れて以来、すっかり魅了されてしまったが
まだネットにも地方雑誌にもこの場所の紹介はされておらず、
まさに広島県紅葉の隠れスポットなのである。
福桝川に架かる橋を走る車の殆どは足を止めて渓谷に感動していた。
それくらい素晴らしい渓谷なのである。
自然を削って作った農道のお陰で触れることの出来た光景に複雑な気持ちではあるが、
今シーズンはこの光景が見れただけでも満足のような気がした。





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