写真館 二千年一夜











































塚ヶ峠の雲海
広島県油木町
2006年11月3日

国道182号線から旧神石町方面に行く永野南の塚ヶ峠(つかがたお)
北西に標高652mの高塚山、北東には遥かに比婆連峰の吾妻山、道後山が見られ、時には大山も望まれる。
また東南には中国山地の山並みが展望出来る。
この峠から初夏より晩秋にかけ冷え込んだ早朝には東方面に見事な雲海を望むことが出来る。
この塚ヶ峠という地名の由来はこの辺りに古墳が多いので塚ヶ峠と名付けられたという。


〜goodtimeの追想〜

紅葉シーズン一発目に帝釈峡を選んだが、
その前に気になる雲海スポットである塚ヶ峠へ寄ってみることにする。
4時50分、久しぶりに星空が広がっており雲海が見れる予感に期待が高まる。
綺麗な星空が見れた深夜は雲海に出会う可能性も高い。

182号線を北上して6時10分に到着。
気温4度とかなり温度が下がっている標高550mの塚ヶ峠。
目の前には綺麗な朝焼けが広がる中、雲海が出迎えてくれた。
ただ残念なことに視野が狭く日の出や朝焼けを見ることが出来ない。
視野は狭いものの他の名所と違って駐車場に車を止めて展望台まで歩く必要も無く、
車の中から雲海が見れるのが良いところだろうか。
数年前に農道が完成されて手軽に来れるようになった塚ヶ峠。
それまでは狭い悪路を走らなければここへ来ることは出来なかった。
感動こそは無かったが、初めて来て雲海を拝めてよかった。





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