写真館 二千年一夜




竜王の滝
高知県十和村
2006年8月27日





大滝に竜が棲んでいたという伝説がある神秘的な二段の滝。
近くには龍王神社や地区の平家一族の氏神として、大太刀神社が祀られている。


〜goodtimeの追想〜

沈下橋撮影の途中、撮りたい滝があったので注意して走っていたが何故か三島まで来てしまったので、
Uターンして土佐昭和を過ぎたところに案内板があった。
結構大きな絵付きの案内板なのにも関わらず、どうして気付かなかったかというと、
反対側は何故か滝ではなく原生杉の案内板だった。

久保川沿いを走るかなり険しい山道になることは覚悟していたが、
12キロという表示を見て、改めて四国の滝はそう簡単に受け入れてくれないものだと思った。
途中、分岐点があるが表示されていないので川沿いの道を選んで先に進む。
車の12キロはあっという間だが、狭い山道だと妙に長く感じる。
あまりの不安に地元のおじいさんに道を尋ねると満面な笑みでうなずいた。
左手にはなんと大きなサワガニ!
笑みの理由がわかった(笑)

12時00分、竜王の滝に到着。
道は狭かったが、特に危険な道というほどでもなく安心して走れた。
数台止めれる駐車場から5分ほど下った所に滝はある。
時間的に滝やその周辺の木々に日差しが当たり、一番好きな条件で出会えた。
周りの緑が日差しに当たっている時は、
それなりのマイナス補正しないと緑が飛んでしまうので気を付けなければならない。
落差15mと小柄な滝だが激しく落水する姿は迫力があり、
山奥の中にひっそりと佇む聖域な空間を見つけた気がした。





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