写真館 二千年一夜
























































































































































































































柏島
高知県大月町
2006年8月26日

棚大月町の西南端に浮かぶ周囲約4Kmの小さな島。
本島と2本の橋で結ばれ、目の前には沖ノ島や鵜来島が望めます。
太平洋の黒潮と豊後水道がぶつかる周辺海域は、魚類が約千種類にも上る豊かな海で、
スキューバダイビングや磯釣りのスポットとして全国から注目を集めています。


〜goodtimeの追想〜

夏花火最後の週は四万十を計画していた。
最後の清流、四万十川に行ってみたいということもあったが、
たまたま四万十市HPに載せていた花火動画を見たのが切っ掛けとなった。
花火、四万十川、そして太平洋沿岸巡りと2006年夏を締めくくる旅が始まった。

1時20分、家を出発。
当初、お決まりの宇高国道フェリーを利用するつもりだったが、
行き先の変更などから、しまなみ海道を走ることにした。
今年の5月だったか全線開通して以来始めての通行となる。
7時30分、一応予定通りの時間帯に到着。
柏島を展望出来る有名ポイントである一切峠の展望台に来てみたが、
空に広がる曇り空が美しい海の色を遮断していて平凡な景色。。
スキューバーダイビングが出来るくらい綺麗な海として有名らしいが、
時間を掛けてこの景色に会いに来たのかと思うと急に疲労感が増してきた。
せっかくなので今回は現地調査のみで峠を下り柏島へ向かってみた。

海岸にははまちの養殖場となっており宮島や虫明の牡蠣イカダを思い出す。
曇っていたかに思えた上空だったが、実は西の空が曇っていただけで東の空は案外晴れていたことに気付き、
雲と雲の隙間から太陽が覗いた瞬間、グレー色だった海がマリンブルーへと様変わり。
そっと海を覗いて見ると水深3mくらいはあるであろう海の底がはっきり見えるのに驚いた。
もっと驚いたのは、その海の中で泳いでいる魚がはっきりわかること。
まるで水族館の水槽を上から眺めているかのようだった。
これなら網があれば簡単に魚をすくい上げれそう。
魚釣りをしていてもリアルに状況がわかる。
先日、美しい海を求めて角島へ行った時の感動も大きかったが、それ以上に感動は大きく、
このまま海を眺めていると、あまりの美しさにそのまま吸い込まれそうな気がした。





写真館 二千年一夜