大原新田の棚田
島根県横田町
2006年8月15日
江戸時代に鉄師(絲原家)が私財を投入して、かんな流し(砂鉄採取地跡)によって出来た土地を畑に造成し、 田んぼに整備されて今の形になった。 大きく、綺麗に整備された棚田は一見すると区画整理された圃場のようですが、 古来より人の手により整備・保全されてきた棚田で当時の技術の高さが伺わせます。 〜goodtimeの追想〜 昨日の宮島の疲れで午前中は部屋でダウン。 今日の予定は、日本海沿岸の淀江とかなり遠く、近場で我慢しようかと弱気になっていたが、 時間は刻々と正午になろうとしていたので、気合を入れて13時30分に家を出発した。 外に出ると日差しで肌が焼けそうなくらい暑く、 車のドアを開けた瞬間、とてつもない熱風が体を突き刺しお陰で目覚めた。 空が晴れた日に横田町にある棚田を撮りたいと思い、今年は何度か訪れたものの、 結局不発で終わったので今日もちょっと寄ってみる。 314号線から県道に入って大谷峠を超えればすぐ到着なのだが、 何故か通行止めとなっており、目と鼻の先なのに迂回路を走って遠回り。 16時20分、大原新田の棚田に到着。 今日も生憎、空は晴れていないが雲と雲の隙間から西日が棚田を照らして綺麗。 8月も中旬になれば稲穂らしく成長している。 今年は代掻きシーズンから積極的に大原新田の棚田を追いかけたので、 農作業はしていないにしても何だか稲と共に時間を過ごしてきたような気がする。 理想の光景ではなかったが、せっかくなのでワンカット撮影。 |