写真館 二千年一夜


















































大釜の滝
徳島県木沢村
2006年7月17日

沢谷橋から国道193号線に沿って流れる釜が谷の渓谷美は、四季の移り変わりと共に変化します。
大小の滝、澱んだ渕、流れに洗われた色彩鮮やかなさまざまの岩石、その中にあっても、大轟、大釜、小釜の各滝とひょうたん渕は、そのいわれとともにすぐれた景観です。
両岸は、100m余りの岸壁が屏風のように迫り、もみ・つがの老樹の梢を震わして落下する大釜の滝はしばしば俗界を忘れさせてくれます。
落差 20m、渕の深さ15m。両岸には100mを超える岸壁がそそり立ち、そのスケールの大きさに圧倒されます。
幅広い滝壷に流れ落ちる雄大な姿は自然の神秘を感じさせ、まさに木沢を代表する滝といえます。
大釜の滝は、平成2年4月に日本の滝百選にも選定されています。
〜徳島県那賀町HP参照〜


〜goodtimeの追想〜

大轟の滝からさらに10分ほど先に進んだ所に滝百選である大釜の滝がある。
ここまでの道のりは、国道とは思えない道とトンネルに目を疑ってしまうようだ。
今にも落ちてきそうな断崖絶壁の岩肌。
まさにここは人を寄せ付けない秘境なのであった。
9年前にここを通った時は、この滝の存在に気付いたが近くに駐車場が無かったことから少し見た程度だった気がするが、
少し上った所に1台車が止めれるスペースがあるのでそこに止めてじっくり撮影することにした。
道路沿いにある展望台からでも撮影は出来るが、
木々が生い茂って滝全体が見えないので急な階段を降りて渓谷に下りる。
気軽に散策するような滝ではないので、他の人が来ないうちに早々と撮影を切り上げた。
この滝は落差は無いが水量が多く、何か魔物が大きな口を開けているかのように見えるちょっと恐ろしくて、
大釜の滝と呼ぶに相応しい滝だった。





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