写真館 二千年一夜




轟の滝
高知県香北町
2006年7月16日





落差82mの3段滝。
上段、中段とも滝壺があり、特に上段の滝壺は直径15mの甌穴となっている。
3段の滝壷には玉織姫にまつわる平家伝説があり、轟神社にはこの滝の神が祭られている。
歌人・吉井勇も訪れた滝で、日本の滝100選にも選ばれている。


〜goodtimeの追想〜

大荒の滝から5キロほどの道のりだが、時間にして30分くらいの移動時間。
たとえ滝百選でも四国の滝に続く道は油断できないが、4キロの狭い道が徐々に慣れてきた自分がいた。
流れる川の水がとても綺麗で水遊び出来るように整備すればいいのにと思うが、遊泳禁止となっていた。
駐車場から急勾配な階段をしばらく降りて滝の下に辿り着くがあまり絵になるような光景ではない。
ちょっと期待ハズレな滝だったなと違う道から坂道を上っていくと展望台があり、
ここからは轟の滝を俯瞰出来る撮影ポイントとなった。
距離があるので迫力は欠けるが大自然に溶け込んで優雅さを感じさせられる。
この滝を見て感動するかしないかは人それぞれだが、
個人的には、滝は側で見上げて水飛沫が飛び散るくらいの迫力を感じたい。
撮影を終えて、あとどのくらい坂道を上るんだろうと思ったらすぐ林道に出た。
そしてしばらく歩くと駐車場に戻って来れたので、
それならわざわざ階段から降りることもなかったと後になって思った。





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