写真館 二千年一夜

















































鬼の舌震
島根県横田町
2006年6月17日

鬼の舌震は黒雲母花崗岩地帯で、これを斐伊川の支流大馬木川の急流が長年にわたり浸食し、
また節理や甌穴によって造られた約2qにわたるV字狭谷です。
河岸には切り立った絶壁、谷底には折り重なる巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が特異な景観を作り出し、
国の名勝・天然記念物に指定されています。
溪谷の両岸には広葉樹林が広がっており、イヌブナやシデなどの大木も見られる。
また川辺にはキシツツジがピンクの花を付けたり、秋の紅葉も美しい。



〜goodtimeの追想〜

大原新田の棚田撮影後、せっかくなのでトロッコ列車を見ようと思ったが時間があったので、
紅葉スポットで有名な鬼の舌震に行ってみることにした。
遊歩道を歩くと、侵食された巨岩や奇岩が現われ立ち止まってシャッターを切る。
他の渓谷に比べると水の透明感も無く、ただ巨岩が多いだけと言ったところで個人的にはあまり興味がそそられない。
途中、食堂らしき廃屋があるが、昔はそれなりに流行っていた観光地だった面影を感じさせる。
時期が時期なので観光客は誰一人遭遇することなく、名称が名称だけに寂しさを通り越して少し恐怖を感じる渓谷だった。
紅葉で有名な場所なので、機会があれば紅葉シーズンに訪れてみたい。





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