写真館 二千年一夜















































大竜頭(奥匹見峡)
島根県匹見町
2006年6月4日

奥匹見峡は、三の谷川流域の全長2kmの渓谷であり、
絶壁の岩陰には苔の群落のほか、ホンシャクナゲが群生し、淡紅色の美しい花は優雅です。
谷幅は狭く、滝が連続しており、最も奥部には落差50mを超える大竜頭があります。


〜goodtimeの追想〜

今日の最終目的は、東後畑の棚田だったが晴れそうにないので、
中垣内の棚田撮影後、予定を変更して奥匹見峡まで戻ることにした。
13時40分、奥匹見峡の入口に到着。
以前から存在は知っていたが、匹見峡帰りに寄ろうと思いつつ時間の都合で機会が無かったので、
今日の天気は、奥匹見峡に行く機会となった。
本来なら秋の紅葉シーズンに来たかったが、今日はその事前調査。
お目当ての大竜頭まで800mとさほど遠いという訳でもないが、噂では道は険しく「クマ注意」の看板まであり、
気軽に滝巡りするような場所ではなさそうだった。
クマと遭遇するのは恐いが、駐車場に数台車が止まっており、先客がいることから気分的に安心して秘境へ向かった。

片道800mなら通常あっという間に辿り着きそうなものだが、
途中から険しい道へと変わりなかなか前に進めず、獣が出そうな雰囲気の中、たまにすれ違う先客に出くわすと何だかホッとする。
表匹見、裏匹見に比べると自然をまじかに感じさせる、まさに秘境そのもの。
片道800mを40分かかったのが物語らせた。
無事、大竜頭まで辿り付いたが、クマが出ないうちにさっさと撮影して撤収。
先客とすれ違ったので、誰もいないかと思ったら、まだ車が1台止まっていた。
ひょっとしてクマに襲われたのでは!?
辺りを見渡すと、奥匹見峡とは別に登山道があった。
ひょっとしたら、クマが出るのは登山道の方なのかもしれない。
どちらにしても早朝と夕暮れ時の1人歩きは止めた方が良さそうだ。





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