写真館 二千年一夜



















































余の滝
大分県院内町
2006年5月21日

いんない余温泉から東南約1km、滝貞川に懸かる滝です。
落差約48mの本滝の下方に小滝が広がり、通常は水量も少なく岩と岩との間を水がぬって落ちています。
その情景を『豊前誌』には"白布を三段四段にたちきりて巌の上にたれさらすらむ"と詠われており、
非常に趣のある滝で、別名"末広の滝"とも呼ばれています。
近年、地元の「余谷21世紀委員会」が滝を取り巻く余谷の棚田や里山を生かした地域づくりで脚光を浴びていることから、
市の新しい観光名所となっています。
〜余谷21世紀委員会HP参照〜


〜goodtimeの追想〜

院内町に入って387号線を下っていくと道の駅があるがその手前に「余温泉」の看板がある。
余(あまり)の滝は、近くに行かなければ案内板が無いので温泉を目掛けていけば間違い無い。
13時30分、到着。
駐車場から5分ほど歩くと滝に到着。
九州の滝といえば直瀑型が多いが、余の滝は岩に沿って美しく流れ落ちる段瀑型でとても美しい。
日差しが中途半端に隠れているので訪れる時間帯は午前中の方がいいかもしれない。
滝百選でも無ければ知名度は低いが、東椎屋、福貴野、西椎屋に劣らない美しさ。
いや、美しさからすれば余の滝が1番美しいと思った。

余の滝から少し奥に行ったところに両合の棚田があるが、
残念ながらまだ水は張られていなかった。




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