羽高の棚田
大分県山国町
2006年5月20日
棚田の歴史的価値や景観を後世に残すことを目的に羽高、台・岩伏地区の住民11戸で棚田を守る会を結成し、 羽高棚田体験農園の管理運営(棚田オーナー事業)等を中心に活動を行っており、 5月末に田植え、10月初に稲刈りなど体験出来る。 この地域には「サンショウ魚」や「エノハ」等の清流にしか生息しない魚が見られ、 直下流ではホタルが生息するなど自然豊かな地域である。 伝統的な石積みの棚田が保全されており、その後方にはワシ岩、近くの地域には雪舟庭などの名勝があり、棚田の風景と調和している。 〜goodtimeの追想〜 原鶴温泉の花火撮影がメインだが、 せっかく大分へ行くのだから、その周辺の滝や棚田撮影と抱き合わせての旅を計画した。 まずは白川の棚田に訪れるが場所がイマイチわからず、 次に訪れた竹の棚田は5月下旬頃に水を張るらしくどちらも空振り。 国道500号線まで戻り496号線、212号線を走ると道の駅「やまくに」に到着。 この横にある山道を上ると棚田があるが、違う道を上り他所の集落に来てしまう。 引き返してよく見ると、ちゃんと案内板があった。 県道646号線を上っていくと「羽高の棚田」と表記された看板を発見。 10時50分、到着。 すっかり青空が広がる良い天気に回復して暑い日差しが眩しい。 もしかして、ここもまた水が張ってないと思ったが、上から見下ろすと一番目立つ田んぼだけ水が張ってない状態。 後は全体的に水が張られてあるが何とも中途半端な状態で撮影は難しく、 通常、棚田撮影は上から見下ろす構図が好みだが、ここに関しては、集落の雰囲気を重視して見上げる構図でシャッターを切ったが、 棚田写真に程遠い中途半端な絵に仕上がってしまった。 |