写真館 二千年一夜

























































































































極楽寺のしだれ桜
鳥取県倉吉市
2006年4月9日





倉吉市八屋にある極楽寺の境内には樹齢約140年で、樹高16メートル、幹周り3.5メートルの県内最大のしだれ桜がある。
涌島長右衛門が、仙台より苗木を取り寄せ境内に植樹したものである。


〜goodtimeの追想〜

時間に余裕があるので、倉吉まで足を伸ばして行ってみることにした。
9時50分、極楽寺に到着。
八東町から2時間もかからなかったが、辰巳峠、人形峠の大きな峠を2つ越えなければならないので、
決して楽な道のりではなかった。

極楽寺には見事なしだれ桜が満開になっており、風で枝がゆらゆら揺れていた。
陽射しはあるものの、雲は掃けることなく青空を見ることは出来ず、桜撮影にとっては良い条件とは言えない。
撮影しようかと思ったが、青空でなければ何か平凡な絵になってしまいシャッターを切る気になれない。
ちょっと疲れたので、ここで仮眠を取る。
目が覚めたら青空が広がっていた、という都合の良い奇跡は起きないものだろうか。
しかしあまりの暑さに仮眠ところか余計に疲労が増してしまった。
青空ではないが陽射しがきついので、どうやら雲空ではなく黄砂が原因のようで青空は期待出来そうに無い。
近くに有名な桜名所があるので、誰も来ないのではないかと思っていたが、
駐車場は既に満車で多くの花見客が訪れていた。
桜名所のように豪華さは無く、たった1本の桜があるだけなのに、
多くの人を魅了してしまう、1本桜とは不思議なものだ。
空が真っ白であまり立体感を感じさせられないが、せっかく来たのだから軽く撮って終了した。





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