写真館 二千年一夜




















































































光福寺の大糸桜
兵庫県南光町
2006年4月8日





光福寺の大糸桜は花の色も淡く、1.5〜2cmの薄紅色の花を一房に2〜5個付ける枝垂れ桜。
播州播磨地方では、随一の枝垂れ桜として古くから有名で見物客も多い。
昭和59年、県の天然記念物に指定。
根回り8メートル
高さ13メートル
樹齢約300年


〜goodtimeの追想〜

桜撮影初日、この日の夜は大阪に用事があったので南光町に寄って大阪入りの計画を立てた。
事前に開花情報をチェックすべく調べてみたところ、
佐用町のHPには開花情報は無く、直接お寺に問い合わせて満開を確認して出発を決めた。
1時40分に家を出発。
岡山、備前を通過し兵庫県に入り、上郡から国道373号線を川沿いに走っている途中、
イノシシでも出るんじゃないかと何気なしに思っていると突然、目の前に鹿が現われた。
途中、県道を右折してしばらく走り国道179号線に合流した所が旧南光町となる。
そこから再び県道を北上して高速道路の手前にある漆野地区に光福寺がある。
5時00分、光福寺に到着。
予定より早く着いたので仮眠をとりたいところだが、
この時期の5時は既に外も明るいので構図を練りながら現地調査。
どこでどういう風に撮るか、朝日はどこから昇り、日差しはどう当たるか、などイメージトレーニング。
境内にある桜は、意外と電線が多く走っているので構図は限られ、
ここに電線が無ければ・・・と残念な気持ちになるが、こればかりは仕方ない。
今日は誰も来ないだろうと思いきや、車が1台やってきた。
仮眠していると1台、また1台と集まり6時頃には10台ほど集まっていた。
外はすっかり明るくなっていたが、太陽は裏山に隠れてなかなか桜に陽射しが当たらない状況で、
おまけに少し霞かかった空でどうもスッキリしない。
ようやく太陽が姿を現したものの、霞みの影響で柔らかい日差しが桜に当たりだしたところで撮影開始。
電線が多く構図が限られたので撮影は早めに切り上げた。

その後、安富町にある善照寺のショウフクジサクラに行ってみたが、
寒暖の差なのか蕾は硬い状態であり、その周辺の染井吉野もまだ開花しておらず、
事前に確認しておけばよかった。





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