写真館 二千年一夜










源平放水合戦
岡山県日生町
2006年2月5日





寒風吹きすさぶなか、紅白の旗をあげ源平に分かれた消防団員が海上で相手を狙って放水合戦を行う。
最後は一年の安泰を祈念し、五色の水を天高く放水しフィナーレを飾ります。


〜goodtimeの追想〜

去年に引き続き二度目の撮影に挑むべく今回は早めに到着予定のはずが、
いろいろと寄り道しているうちに渋滞にはまり、結局現地に着いたのは開始直前の12時前。
軍艦マーチの音楽に乗せて船も到着し、消防のサイレンが町中に響き渡る中、
時間が無いので去年と同じ場所から狙う。
幸い空も晴れており、風向きも良いので場所的には悪くないが、
この場所の最大の欠点は、観光用フェリーが邪魔で見えないということ。
放水合戦といえば、放水を掛け合うシーンをよく見かけるが、
特等席は早朝から地場のカメラマンに押さえられているので花火大会同様遅めの出勤は場外となる。
個人的には放水合戦の終幕を飾る虹色放水の方が好みなので、天高く舞い上がるシーンのみ撮影に集中した。

晴れている昼間と言えど2月の真冬なので気温は5度あるかないか。
西大寺はだか祭りといい、岡山県内の消防団は独特である。
撮影終了後、カキオコを食べたり甚九郎市で食べ物を物色。
普段は静かな漁港町だと思うが、賑やかなイベントにより地元の人達が盛り上がり、
その場所に居るだけでも居心地が良く、29歳になった今日もまた1つ、良い時間を見つけたような気がした。






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