写真館 二千年一夜











































トワイライトレッドフィルター使用


































































































































































































女神大橋開通イベント
長崎県長崎市
2005年12月10日







2005年12月11日に女神大橋が開通。
その開通を記念して前日にスカイウォークや2000発の花火、レーザーショーが行われた。


〜goodtimeの追想〜

とある噂で女神大橋開通イベントの一環で花火が上がることを知った。
しかも津山花火の10号玉も上がると知った以上、行かない訳にはいかない。
幸い青春18切符が10日から利用出来るので、
2300円で長崎まで行けるのならこれを使わない手はない。

夜明け前の朝はかなり冷え込む12月。
東尾道駅、始発5時57分の電車に乗り込み16時頃に長崎へ到着した。
4月末以来の長崎市の風景がそんなに遠く感じさせない。
前回来た時は、まだ女神大橋がドッキングしていなかったが、
知らないうちに大橋は開通を目前に控えている。
時間に余裕があるがとりあえず現地調査。
水辺の森公園には、小さいツリーが2本立っており、
このツリーと大橋と花火の組み合わせが理想だが、肝心の台船がまだ来ていない。
双眼鏡で確認すると、沖の方から船に引っ張られてこっちに移動していた。
果たしてどこで停泊するのか?
尺玉が上がるのでかなり離れた所から打ち上がるかと思っていたが思ったより近い位置に停泊。
最悪の場合、場所を移動しようかとも考えていたが、これで水辺の森公園からの撮影が決定した。
後は人の動きと構図作成。
さすが長崎県主催だけに台船上には尺玉の筒が5本も並んでいた。

大会本部で花火打ち上げ時のツリーの点灯を確認すると、
点灯のまま花火の打ち上げとのこと。
たまに花火が上がってる時に照明を落とすところもあるのでこれはチェックしておかないといけない。
ツリーと大橋の照明の明るさは、どう考えてもツリーの方が明るい。
となると、どちらかを犠牲にしないと失敗作となってしまう。
大橋の点灯式なのに大橋を入れなければ意味の無いような気がするが、
大橋と花火は今日じゃなくても撮れそうな気がする。
それよりも冬の長崎に上がる花火は今日が最初で最後かもしれないので、
結論としてツリーと花火との構図に決定した。
あとは目の前に人が来ないことを祈るだけ。
こんなとき大型三脚と脚立があれば・・・
暗くなる前にツリーのイルミ撮影を行う。
本来は稲佐山に上って夜景撮影をした後に水辺の森公園に行きたかったが、
19時からの打ち上げなので断念した。

夕方になり今日も寒いだろうと思っていたが、さほど寒くもなく風も無い。
寒くないのは良いが風が無いのは困る。
イルミ撮影を適当に切り上げて、最終調整をして花火待ち。
そんなに寒くないと言っても、やはり12月の夜は寒いので、
近くのブースで暖かい食べ物で暖を取る。
ステージでは何か催し物をしているがツリーの位置からは遠くて見れない。

19時00分、開通イベントが始まった。
愛称の発表に始まり、ライトアップ点灯式。
そしていよいよ花火の打ち上げである。
スターマインや単発玉は高く上がらないのでしばらく花火鑑賞。
狙いは、ツリーの頭上で開花するであろう尺玉。
煙は少し停滞するものの、若干吹く風に流されていた。
ステージからは、レーザーや音楽が流れてミュージック花火のような感じになっている。
2000発の花火を約20分かけて打ち上げ。
最後は、7号以上の単発、そして最後は冠菊の10号玉で締めくくり、
相変わらず素敵な冠菊だった。
廻りを見渡したところ、カメラマンは10名ほど。
観覧客もさほど多くはない。
告知が広く行き渡ってないのと、
今年だけの限定イベントなので地元意外は広く知れ渡ってなかったのかもしれない。
そんな貴重なイベントだっただけに、遥々長崎まで訪れて良かった。




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