まつり山陽前夜祭
山口県山陽町
2005年11月12日
「ふるさとは、人の和、町の和、まつりの輪」をキャッチフレーズに、 町民のふれあい祭りとして昭和62年に始まりました。 埴生漁港では、まつり山陽前夜祭として花火大会が行われ、 県内では珍しい秋の花火ということで町外からもたくさんの見物客が訪れます。 現在は、お祝い夢花火と名称を変えて10月最終土曜日に開催。 山陽商工会議所青年部が中心となり、 地元の人や企業が協賛することで花火と一緒にメッセージを伝えることができる住民参加型のイベントになっている。 〜goodtimeの追想〜 山口市内の紅葉撮影を終えて17時前に現地に到着。 山陽町の海岸からは、周防灘や関門橋が見えて夕日が海を黄金色に輝かせて美しい。 広い駐車場はガラガラで本当に今日は花火が上がるのか?と思うくらい空いていた。 その理由は会場から離れていただけで会場近くにも駐車場はあったらしい。 そんな心配も会場に着くと露店が並び多くの人が訪れていた。 堤防にはズラッと筒が並べられており、両サイドには大筒もセット。 近くだと恐いので極力離れて撮影することにした。 真正面だと当然近すぎるので、漁港の最東端に三脚を構える。 他のカメラマンの話だと沖に台船も用意されており、 予算がたくさん集まったので15号玉も打ち上がると言っていた。 18時30分に花火は打ち上がった。 パートは全20に分かれておりA3用紙にビッシリとお祝いコメントが記載されている。 片貝の花火と同じで、この花火大会はすべて企業と一般市民で賄われている。 お祝い事がメインで供養花火が無いのが片貝と違うところ。 これだけ多くの人が参加しているということは、それなりに盛り上がっているのだと思う。 尺玉連続打ち、千輪や冠菊、最後は怒涛の銀冠菊の空中ナイアガラで最後はしっかり雷で打ち止めするところは、 かなり好感が持てた。 それにしてもプログラムとプログラムの間が長すぎる。 夏場の花火大会では煙が履けてありがたいと思う時もあるが、長すぎるにも限度がある。 みんなのメッセージをすべて読んでるのだから長くなるのも無理は無いが、 何だか、花火より間のメッセージの紹介の方が長かったような気がする。 6000発を2時間もかけて打ち上げるのだからその長さは想像出来るだろう。 花火終了後、冷え切った体を温めるべくうどんを食べる。 何気ないことに幸せに感じることが本当の幸せなのかもと寒い夜空の下で思った。 |