写真館 二千年一夜





おのみち灯まつり
広島県尾道市
2005年11月5日







尾道の海岸沿いには常夜灯(燈明)があり、その燈明はそれぞれの寺へと続き、
風の影響を受ける帆船(北前船)は、それら尾道三山の灯りをめざして入港してきました。
 「尾道灯りまつり」は、その尾道繁栄の礎を現代に再現し、ほのかに灯るぼんぼりを通して“癒しのまち尾道”のぬくもりを体感しようとするものです。
尾道水道に面する雁木から尾道三山の中腹にたたずむ寺々へ続く参道や境内に約30,000個もの灯りをともします。
尾道灯かりまつりHP


〜goodtimeの追想〜

秋が近づくと無数の灯篭とライトアップしたクレーンの写真のポスターをよく見かけるが、
実際に今まで見たことが無くて、尾道市民であるからには1度は見ておこうと思った。
駅前のイベントは、毎週土曜日に行っているがお寺のイベントは初日と最終日のみ。
11月5日がその最終日だったので土曜日は仕事だったが帰りに寄ってみることにした。

17時50分、尾道駅に降り立つ。
いつも思うことだが、尾道駅に出ると小さい頃に見た風景が無いので違う都市へ来た錯覚が未だにしてしまう。
海岸にはたくさん人がいるので撮影は最後にして、市内14箇所でローソクイルミをしている方を先行させる。
駅から一番近い持光寺を出発点にして、そこから順番にお寺巡り。
持光寺→光明寺→海福寺→宝土寺と廻り、シンプルで尾道らしさがあるが、写真にするにはあまりにも寂しい。
灯篭は、階段や通路の脇に置いているのでどうしても写真を撮ろうと思えば、通路や階段に立って撮影しなければならない。
そうすると通行人の邪魔になり撮影出来ないのでデジカメのみ撮影とした

普段は静かな尾道駅前も今日は遅くまで人が多く賑やか。
誰もいなくなるかと思って期待していたが、この調子だと写真が撮れそうにない。
せめて駅前の広場だけでもと22時の終了まじかでシャッターを切った。





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