写真館 二千年一夜











































































































































































































































































































































































































































田主丸花火大会
福岡県田主丸町
2005年8月28日






広々とした筑後川河川敷が 舞台となり河川敷にはたくさんの露店が並び多くの人で賑わいます。
仕掛け、連射など約6000発の花火が打ち上がる。


〜goodtimeの追想〜

SLあそboyラストラン撮影後、田主丸の花火撮影に向かう。
地図を見る限りでは、久留米から離れていることから、
きっと田園風景の広がるのんびりした所だと予想していたので、
そんなに混んでないだろうと思っていたが、さすがに18時を廻ってしまえば河川敷の駐車場も満車状態で筑後川大橋付近は大混雑。
結局、河川敷には止められなくて、土手をウロウロ走っていると、墓地の駐車場があったのでそこへ駐車した。
今日は、19時30分と早めなので急いで会場へ向かう。
とりあえずプログラムを貰い、打上付近を調査。
暗くてよく分からないが、2社による打上で花火業者が50m間隔で分かれている模様。
どちらが西日本花火か高田花火か問い合わせてみたが回答は無かった。
正面である会場付近から撮ることも考えたが、
距離が近いので大玉が上がれば首が痛くなりそうなので止めた。
福岡の花火は、少し独特な雰囲気で仕掛け花火はクレーンを使い、仕掛けが多い花火大会ではたくさんのクレーンが並ぶことになる。
日田、筑後川などは仕掛けの多さに驚いたものだ。
九州花火文化は、打上方も花火も独特で、その分、煙も多いだけに風向きは十分考慮しておかなければならない。
しかし、時間も少なければ移動するだけの体力も無いので、
車に近く、筑後川を前景に適度に離れた場所から狙うことにした。

19時30分、花火大会始まる。
向かい風で煙がこっちに来るかと思ったが、
何故か煙は会場へと流れていき、夏花火にしては珍しくクリアに見ることが出来た。
29のプログラムのうち、仕掛けや連射といった内容。
「早打ち」じゃなくて「連射」という表記を見ると九州花火だな、と改めて実感させられる。
前半は、星の引きも美しく、創造性豊な花火、大玉も丸くて美しかった。
割の強い引き締まった花火といったところだろうか。
同じ所からずっと続いているので、後半が西日本花火かもしれない。
そして、プログラムは後半に入って、打上場所が変わった途端、花火の演出も変化が見られた。
一際、低空開花するものもあれば、高く上がり激しく開花するのは西日本花火ならではで、
迫力のある花火に会場も拍手喝采。
筑後川の花火は知名度があるだけに毎年40万人以上の人が訪れ、
一方、田主丸の花火は知名度は低く5万人程度の集客数で、同じ筑後川で上がるので、ミニ筑後川花火といったところで、
会場から少し離れれば寝転がって見ることも出来るほど混雑は無い。
ギュウギュウ詰めの中で見るよりも、花火はやっぱりのんびりとした雰囲気で見たい。
筑後川より規模は小さけれど、打上数は6000発と普通の花火大会に比べれば打上数は多い。
仕掛けも8基あって綺麗なナイアガラで筑後川大橋がシルエットとなり面白い絵が撮れた。
そんな花火も21時00分より少し早く終了。
21時40分、甘木ICに入り九州道を北へ走る。
ひょっとしたらこのまま順調に帰って3時頃には家に着くかも!?
結局、下関を目前に布刈PAで力尽きた。
日付が変わって9時00分、無事に長い旅が終わった。






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